格安SIM

【徹底比較】UQモバイル vs Y!mobile 速度や料金の違いを解説!

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格安SIMの中でも、特に人気と高いシェアを誇る「UQモバイル」と「ワイモバイル」。
この記事では両者の料金やサービスプラン、速度など様々な角度から徹底的に比較していきたいと思います。
この2社は大手キャリアのサブブランドとして、非常によく似たサービスを展開していると言われますが、細かく比較するといくつか違いがありますので、ぜひ格安スマホ選びの参考にしてください。

両社の成り立ちと回線

それでは、まず両社の成り立ちからご紹介していきましょう。

auグループのUQモバイル

Qモバイルを運営するUQコミュニケーションズ株式会社は、KDDI株式会社が、無線データ通信の事業化を目的として、2007年にワイヤレスブロードバンド企画株式会社(KDDI100%出資子会社)として設立されました。
その後、第三者割当を実施し、Intel Capital、東日本旅客鉄道、京セラ、大和証券グループ本社、三菱東京UFJ銀行などが資本参加し、翌2008年3月に社名を現在のUQコミュニケーションズ株式会社に変更しました。社名の「UQ」は、普遍的と高品質=Universal Qualityの頭文字から名付けられたそうです。
さらに「U」には、ユビキタス=Ubiquitous、「Q」には、大容量=Quantities、高速=Quicknessの意味が込められているようです。auの回線を借りて事業を展開していますが、優先的に回線を利用できるため一般の格安SIMより通信速度が速く安定しているのが特長です。

ソフトバンクが運営するワイモバイル

2014年、携帯電話サービスのイー・モバイル等を行っていたイー・アクセス株式会社が株式会社ウィルコムを吸収合併し、7月1日に商号をワイモバイル株式会社に変更しました。
そして8月1日にイー・モバイルとウィルコムの両ブランドを統合して、「Y!mobile」ブランドが誕生したのです。
Y!mobileの「Y」と「!」はYahoo!のYだけでなく、EnjoyのYやHappyのYなど、Yを含む言葉の持つ力でユーザーに魔法をかけたい、という意味がこめられているそうです。
2015年4月1日、法人としてのワイモバイルはソフトバンクモバイルに吸収合併されて消滅し、その後同年7月1日にソフトバンクに商号変更されました。
ブランドとしてのY!mobileおよびサービスについては引き続きソフトバンクが展開しているため、Y!mobileは「SoftBank」に次ぐソフトバンクのサブブランドとして併存しています。
ワイモバイルは自社の通信回線(SoftBankの自社回線)を利用しています。 そのため、独自の通信回線を持たない他の格安SIMに比べ、通信速度が速く安定しています 。

データ通信速度

それでは、まず気になるデータ通信速度から見てみましょう。

通信速度はどちらも速い

格安SIMに乗り換える際、やはり気になるのがデータ通信速度です。
一般的に「格安SIMは遅い!」といわれることもあるようです。
しかし、ワイモバイルもUQモバイルも大手キャリアの「サブブランド」であり、ワイモバイルは自社(ソフトバンク)の回線、UQモバイルはauの回線を優先的に使用しているため、他の格安SIMよりも通信速度は断然速いです。
私も利用しているUQモバイルの速度を実際に計測しましたが、下記のように下りが52.9MB上り8.52MBと大手キャリアとほぼ変わりませんでした。

UQモバイル実測値
では、どちらが速いかというと、実際には、あまり変わりません。
他のサイトの結果を見ても、計測のタイミングや場所によってどちらかが速かったり、遅かったりという感じです。
ただ、言えることは両社とも他の格安スマホより、安定して速いということです。

速度制限時はUQモバイルが速い

UQモバイル、ワイモバイルでは、決められたデータ通信容量を超過すると、速度が一定以下に制限されます。
これはどのスマホキャリアにもある仕組みです。
しかし、制限された際の通信速度に若干の違いがあります。
ワイモバイルは128Kbpsなのに対し、UQモバイルは300kbpsです。
どちらも遅いことには変わりありませんが、UQモバイルの方が若干高速と言えます。
月末は、いつも毎回速度制限がかかってしまうという方には、UQモバイルのほうが、やや快適でしょう。

料金プラン

では次に両社の料金プランを比較してみましょう。

料金プランはほぼ同じ

UQモバイルとワイモバイルは、料金プランがほぼ同じです。下記のサービス料金表をご覧ください。
それぞれ最も人気のある、ワイモバイルの「スマホプラン」、UQモバイルの「おしゃべり・ぴったりプラン」を比較しています。
UQモバイル料金表
ワイモバイル料金表
UQモバイルもワイモバイルも、主要な料金プランは以下の点でほぼ同等です。
  • •プランはS/M/Lの、それぞれ3種類
  • データ容量はそれぞれ3/9/21GB(2年間)
  • 同じ月額料金
  • かけ放題、又は無料通話が料金に含まれている

実はおススメなUQモバイルの「「データ高速プラン+通話」プラン

おしゃべりプランを全面に押し出しているUQモバイルですが、他の格安SIMと同様にシンプルなプランもあります。
それが「データ高速プラン」、「データ無制限プラン」です。
どちらもデータ通信だけの契約と、音声通話付きのプランの2種類を選択することができます。
UQモバイルのデータ高速+音声通話プラン
  • 電話はLINE電話やFacebookのメッセンジャーがメイン
  • 毎月のデータ使用量が3GB未満程度
頻繁に電話をかけることがあればおしゃべりプランがトータルで安くなりますが、上記のような人には「データ高速+音声通話プラン」が2年目以降もずっと料金が変わらないのでおすすめです。
データ高速+音声通話プランを選ぶには、公式サイトの料金プランを選択する箇所にて「その他のプラン」を選択すると表示されますので、ご確認ください。
UQモバイル公式サイト「その他の料金プラン」

通話料金

さらに通話料金についての比較も行いましょう。

かけ放題/無料通話が異なる

どちらも基本料金に無料通話やかけ放題が含まれる点では同様です。
しかし、ワイモバイルは10分以内の国内通話が全て無料です。
一方のUQモバイルはおしゃべりプラン・ぴったりプランの2つに分かれています。
  • おしゃべりプラン:5分以内の国内通話何度でも無料
  • ぴったりプラン:データ容量に応じて無料通話付与
UQモバイルは
  • おしゃべりプラン・ぴったりプランから選択
おしゃべり ぴったり
プランS 5分以内の 無料通話60分
プランM 国内通話 〃 120分
プランL 何度でも無料 〃 180分
ワイモバイルは
  • 10分以内の国内通話が何度でも無料
なお、両社とも、かけ放題/無料通話を超える通話料は20円/30秒と同様になっています。

完全かけ放題はワイモバイルのみでプラス1000円/月

国内通話に関して、ワイモバイルでは、10分以上の国内通話も完全かけ放題になる「スーパー誰とでも定額」が用意されています。
スマホプランS/M/Lは10分以内の国内通話は何度でもかけ放題ですが、10分以上の通話が場合はスーパー誰とでも定額(月額1,000円)に加入することで、国内通話が完全かけ放題になります。
一方、UQモバイルには通話し放題のオプションはありません。

主な割引

次はUQモバイル、ワイモバイルが打ち出している主な割引サービスを比較してみましょう。

家族割はUQモバイルのみ

UQモバイルの「UQ家族割」は 2回線目以降が毎月500円割り引かれるというサービスでUQモバイルのみに設定されています。
最大9回線まで割引対象となるため、最大500円×8回線=4,000円までお得になるというわけです。
家族の人数が多い方には、とてもうれしいプランですね。
また、「UQ家族割」は期間限定ではないため、解約されるまでずっと適用されるというメリットがあります。
ワイモバイルには家族割引はありません。

光回線のセット割はワイモバイルのみ

ワイモバイルは光回線とのセット割引である「おうち割光セット」が適用可能となっています。
「おうち割光セット」とは、ワイモバイルのスマホを契約している方が家のネット回線を「ソフトバンク光」にすると、月々のスマホ料金が最大1,000円割引になるというサービスです。
この割引は契約者1人あたりの割引額です。
家族でワイモバイルユーザーが3人いれば最大3,000円/月の割引になります。
ワイモバイルユーザーならこの「おうち割」は、とてもお得です。しかし、UQモバイルには光回線とのセット割引がありません。
親会社であるauには「auスマートバリュー」というセット割引があるのですが、残念なことにUQモバイルは対象外です。

その他の項目についても比較してみよう

今まで通信速度、料金プラン、通話料金、割引サービスを比較してきましたが、以降では、それ以外の細かな点も比較していきます。

両社ともキャリアメールが使えるが無料はワイモバイルのみ

キャリアメールとは、大手キャリアが提供しているメールアドレスのこと。
@ezweb.ne.jp、@docomo.ne.jp、@softbank.ne.jpというアドレスがキャリアメールにあたります。
格安スマホではUQモバイルとワイモバイルの2社だけがそれぞれ@uqmobile.jp、@ymobile.ne.jpというアドレスを使うことができます。
ただしワイモバイルが無料なのに対してUQモバイルは月額料金200円がかかります。
この点は少し残念ですが現在はGmailなどのフリーメールを使う方が多いのであまり大きなデメリットにはならないと思います。

学割キャンペーン

ワイモバイルもUQモバイルも、18歳以下の人を対象にお得になる学割キャンペーンを毎年実施しています。
2019年に実施したキャンペーンは、ワイモバイル:「ワイモバ学割」、UQモバイル:「ファミゼロ学割」という名前です。
2019年の学割の特典内容は少し異なりますが、実施期間はワイモバイルもUQモバイルもほぼ同様です。

データ繰り越しはUQモバイルのみ

ワイモバイルとUQモバイルで大きく異なる点のひとつは、データ繰り越しの有無です。
UQモバイルは余ったデータ容量を翌月に繰り越せるサービスを用意しています。
繰り越せる容量は、翌月のプランの基本容量によって異なり、おしゃべり・ぴったりプランの場合は、以下の通りです(翌月にデータ容量を変更しなかった場合)。
プラン データ
繰越上限
月最大
データ容量
プランS 1GB 3GB
プランM 3GB 9GB
プランL 7GB 21GB
しかも、翌月は繰り越したデータ容量から先に消費されます。
そのため、さらに翌月にも繰り越ししやすくなっていて、とても良心的なサービスと言えます。
一方、ワイモバイルにはデータ容量の繰り越しサービスはありません。
現在ほとんどの格安スマホで余ったデータを繰り越せますが、ワイモバイルだけ繰り越しがないのは少し残念ですね。

UQモバイルは通信速度切り替えが可能でデータ容量の節約ができる

Qモバイルには、「節約モード」という、とてもお得なサービスがあります。
データ通信を節約モードに切り替えると、通信速度が低速になるかわりに、データ消費量が消費されないというサービスです。
例えばメールやSNSを閲覧しているときは「節約モード」に切り替えてデータ消費を節約し、動画を見る際などは高速通信に切り替えてで快適に楽しむ、といったことができます。
節約モードにしているときでも300Kbpsの通信速度を確保しています。
他社の格安スマホで、通信制限されたときは、おおむね128Kbpsなので、それよりは、かなり高速といえます。
ツイッターやFacebook、LINEなどのSNSやメールであればストレスなく利用できるでしょう。
また、音楽ストリーミングにもほとんど問題ないといえます。節約モードはUQモバイルの専用のポータルアプリからワンタッチで切り替えることができます。

こまめに切り替えることで使い方にあった通信速度が選べ、容量の節約ができるのは非常に嬉しいですね。
このワイモバイルにはありません。
この機能もほとんどの格安スマホキャリアが提供しているので、無いのは残念ですね。

ワイモバイルはLINEの年齢認証が可能

ワイモバイルは、LINEモバイル以外の格安スマホで唯一LINEの年齢認証が可能となっています。
そのため、LINEのID検索が可能です(ID検索が可能なのは18歳以上)。
一方、UQモバイルではLINEの年齢認証はできません。

どちらも無料WiFiが用意されている

ワイモバイルもUQモバイルも、街中の公衆無線LAN(WiFi)を無料で使用できる特典が付いています。
ワイモバイルは「ソフトバンクWiFiスポット」、「BBモバイルポイント」の2つを使うことができます。
一方のUQモバイルも全国にある「Wi2 300」というWiFiスポットが無料で使えます。
どちらも高速のデータ通信を無料で使えるのがありがたいですね。

両社ともキャリア決済が可能

「キャリア決済」とはネット上で発生する料金をスマホの料金とまとめて支払うことのできるサービスのことです。
例えばスマホゲームや、アーティストのファンクラブ(モバイル会員)の会費を支払う場合などに利用するもので、このような料金には、キャリア決済でしか支払いができないものがあります。
ワイモバイルはキャリア決済のひとつである「ワイモバイルまとめて支払い」が利用可能です。
一方、UQモバイルはこれまでキャリア決済の機能がなかったのですが、先日「auかんたん決済」が利用可能になりました。

両社ともiPhone7が購入可能

スマホを選ぶ際に「端末はiPhoneがいい」という方は多いと思います。
ワイモバイルとUQモバイルでは、両社ともiPhone7・iPhone6S・iPhoneSEの取り扱いがあります。
料金もほぼ同額ですので、この点では同じと言って良いと思います。

どちらも最新のiPhoneが使える

前述のようにワイモバイル、UQモバイルではiPhone7・iPhone6S・iPhoneSを購入することができます。
さらに、iPhone8・iPhoneXに加え最新のiPhone XS・iPhone XS Max・iPhone XRも使えます。
この点でも同様です。なお、以前、UQモバイルはiPhoneではテザリングができなかったのですが、2018年10月末よりテザリングが利用できるようになりました。

店舗数が多いワイモバイル

ワイモバイルもUQモバイルも、実店舗があるのが格安SIMの中では強みです。ただし、その数は大きく異なっています。
ワイモバイルはソフトバンクショップでも取り扱いを始めたことにより、全国に約1000店舗ほどあります。
しかし、UQモバイルの店舗数は現在200ほどしかありません。
近くに店舗があるか、という点で選ぶ際には大きな違いになるかもしれません。
しかし両社ともネット申し込みの割引やキャッシュバックキャンペーンなどを実施しているため、実店舗よりもネット申し込みのほうがお得であるといえるかもしれません。

どちらも口座振替で支払い可能

ワイモバイルもUQモバイルも、どちらも口座振替による支払いができます。
格安SIMでは支払い方法がクレジットカードのみの会社も多いのですが、ワイモバイルとUQモバイル、両社ともには口座振替可能です。

サービスエリアはどちらも広い

ワイモバイルもUQモバイルも、エリアはどちらも広く、あまり心配しなくてよいでしょう。
ワイモバイルは独自回線を使用してサービスを展開していますが、人口カバー率は99%を超えています。
一方のUQモバイルはau(KDDI)の回線を借りて運営していますが、こちらもエリアは99%を超えており両社とも広範囲です。
ただし、地方や山間部などは若干電波の状況に下記サイトをご覧になってみてください。
またUQモバイルは「Try UQ mobile」というスマホの無料貸出しサービスを実施しています。あらかじめ電波のチェックをしたいという方にはありがたいサービスですね。

UQモバイルのサービスエリア

ワイモバイルのサービスエリア

まとめ

いかがでしたか?
ワイモバイルとUQモバイルの比較を詳細にわたって解説してきましたが、それでも、どちらと契約するか迷うという方も多いでしょう。
最後にどういうタイプの方がどちらのサービスを利用したほうが良いかまとめてみます。

ワイモバイルがおすすめな方は?

  • 家のネット(光回線)をソフトバンク光にできる人
  • 通話をよくする人
家のネットをソフトバンク光(またはソフトバンクエアー)にできる方は、スマホ料金が割引になりますので、ワイモバイルにするのがお得だといえます。
また、かけ放題の時間がUQモバイル「おしゃべりプラン」の5分にくらべて10分と長いので、よく通話をする方におすすめできます。
また月額1000円となりますが24時間完全かけ放題にできるのも魅力でしょう。

UQモバイルがおすすめな方は?

  • 家族が多い人
  • 通話の使い方が限られている人
家族が多い方はUQモバイルの家族割が期間の制限なく適用になるのでお勧めです。また、短い通話を数多くされる方には「おしゃべりプラン」の5分以内のかけ放題がお得ですし、時間は長いが通話回数は限られているという方には60分/120分/180分の無料通話が選べる「ぴったりプラン」が適しているでしょう。

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少々面倒でも2年ごと交互に使うのが一番お得

ワイモバイルかUQモバイルで悩んでいる方は、2年ごと交互に利用するのが一番おすすめです。
ワイモバイルもUQモバイルは契約初年度は毎月1,000円割引になるキャンペーンを実施しています。
つまり、交互に乗り換えることで1,000円/月割引の特典を1年間隔で受けられるのです。
1,000円/月の割引が受けられるのは最初の1年のみなので、どちらか一方を継続契約していてもメリットはありませんし、機種変更しても割引は受けられません。
MNP乗り換えは手続きが少々面倒ですが、交互に契約することでお得な格安SIMをさらに安く利用することができます。
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