中国メーカーZTEは、Axon 10 ProとAxon 10 Pro 5G版を中国にて正式発表しました。
中国以外にも欧州でも発売されるようです。 5Gスマホと言えば、「Galaxy S10 5G」や「HUAWEI Mate 20X 5G」、「Xiaomi Mi Mix3 5G」がありますがどのメーカーが5Gスマホの波に乗ることができるのでしょうか。
目次
ZTE AXON 10 Proを3行でまとめると、、、
- ZTE初となる、5G対応スマートフォン
- Snapdragon 855 + RAM6/8/12GB
- ディスプレイ指紋認証にエッジ加工が施された有機ELディスプレイ
ZTE AXON 10 Proのファーストインプレッション
ZTE AXON 10 Proの基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
ZTE AXON 10 Proの付属品
- 充電器
- USB Type-Cケーブル
- イヤホン
- SIMピン
- シリコンケース
- ユーザーマニュアル
ZTE AXON 10 Proのデザイン
Axon 10 Proは水滴型ノッチを採用し、上下のベゼルは薄くなっています。また、側面にはエッジ加工は施されており正面から見た際の左右のベゼルはほとんどありません。
背面には、トリプルカメラとライトのみの配置でシンプルになっており、指紋認証センサーはディスプレイに内蔵されています。
カラー展開はブルーのみの1色となっており、背面パネルは写真だと分かりにくいですが光沢仕様で顔が反射するほど輝いています。
充電ポートはUSB Type-Cをサポートし、イヤホンジャックは廃止されています。
ZTE AXON 10 Proの性能
6.47インチの有機ELディスプレイ
Axon 10 Proは6.47インチの有機ELディスプレイを搭載解像度はHFD+(2340×1080)とスマートフォンの中でも最高水準となっています。
そして、注目なのが左右の側面を覆うようにエッジ加工が施されている点です。
そのため、左右のベゼルが極限まで削られ画面いっぱいの表示が可能となっています。
Snapdragon 855を搭載
最近のハイエンドスマホはQualcomm社の最新かつ最高性能のSoCであるSnapdragon 855が搭載されていますが、Axon 10 Proでも同様に採用されています。メモリ仕様はRAMが6/8/12GB、ROMが128/256GBとなっています。
SoCやメモリ仕様を総合的に考えると、2019年上半期のスマートフォンにおいて最高水準のスペックと言えるでしょう。
2年間の使用を考えても問題ないですし、重量級の3Dゲームも快適にプレイできます。
4800万画素のトリプルカメラ
Axon 10 Proはスペックだけでなく、カメラ性能も非常に高いのが特徴です。カメラ構成は4800万画素(メイン F1.7)+2000万画素(広角 F2.2)+800万画素(望遠3倍 F2.4)のAIトリプルカメラとなっています。
メインカメラの画素数が4800万画素のトリプルカメラも2019年上半期のスマートフォンにおいて最高水準となっていますが、ズーム機能は「HUAWEI P30 Pro」には及ばないようです。
レスポンスが強化されたディスプレイ指紋認証
Axon 10 Proはディスプレイ指紋認証と顔認証に対応Axon 9 Proでは背面に指紋認証センサーが配置されていましたが、ディスプレイ内蔵に変わりました。
最近ではディスプレイ指紋認証に対応したスマートフォンも増えつつありますが、レスポンスの悪さがやや懸念されています。
しかし、Axon 10 Proでは約2.7秒でのロック解除が可能だとのこと。
4000mAhのバッテリー容量を搭載
Axon 10 Proは4000mAhのバッテリー容量を搭載また、急速充電QC4.0やワイヤレス充電にも対応しています。
バッテリー容量は、比較的大容量と言えますが、他のハイエンドスマホも同様に4000mAhほどの容量を備えているので特別多いということでもないでしょう。
まとめ:ZTE AXON 10 Proは買いか否か
買いとも買いではないとも言い切れません。最近では各メーカーがスペックとカメラ性能ともに最高水準のハイエンド端末を軒並み発表していますが、性能面が非常に似ているのも事実です。
そのため、本体価格や好みのメーカーで選ぶのが良いのではないでしょうか。