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Xiaomi スマートフォン

「Redmi K50 / K50 Pro」が正式発表!2K+120Hz駆動、Dimenisty 8100 / 9000搭載のハイエンド機


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Redmi K50 Pro

Xiaomiのサブブランド Redmiは3月17日、新製品発表会を開催し、同社フラグシップ機「Redmi K50」および「Redmi K50 Pro」を正式発表しました


Redmi K50:スペック

MediaTek Dimensity 9000を搭載

Redmi K50 Proは、台湾MediaTekが昨年12月に発表した同社最新のハイエンドSoC「Dimenisty 9000」を搭載します。

Dimensity 9000は、TSMCの4nmプロセスで製造されており、最先端のArmv9 CPUアーキテクチャを搭載。CPUはオクタコア構成で、最大3.05GHz動作のウルトラCortex-X2コアを1基、最大2.85GHz動作の高性能A710コアを3基、Cortex-A510コアを4基搭載しています。

先日発表された「OPPO Find X5 Pro Dimensity Edition」にて初めてDimenisty 9000が搭載され、これに「Redmi K50 Pro」が続く形となります。(※通常モデルの「OPPO Find X5 Pro」はQualcommのSnapdragon 8 Gen 1を搭載。)

同社公表のAntutuスコア(v9)は、1,040,748点!

iPhone 13シリーズよりも高性能

Snapdragon 8 Gen 1と比較すると思いきや、それよりもCPU性能が高いとされる iPhone 13シリーズに搭載されるAppleの独自チップ「A15 Bionic」との比較が行われました。

A15は5nmプロセスですが、Dimenisty 9000はTSMCの4nmプロセスで製造されており、A15のAI性能は15.8TOPS、一方 Dimenisty 9000はそれを上回る18TOPSとなっています。

また、同社によるとGeekbench 5によるベンチマークではDimenisty 9000のCPU性能はA15に匹敵するとしています。

冷却性能も抜かり無く

冷却性能においては、一足先に発表されたゲーミングスマートフォン「Redmi K50 Gaming」と同等の素材を採用したVC液冷やグラファイトシートなど7層からなる冷却機構を搭載しています。
その合計冷却面積は3,950㎟にも及ぶとのことです。(※Redmi K50 Gamingは、4,860㎟)

同社によると、原神を室温25℃で1時間プレイした際のパフォーマンスは平均59FPSで、端末の最高温度は46℃だったとしています。

2K+120Hz画面

Redmi 史上最高品質のディスプレイと謳うRedmi K50 Proは、 6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載。解像度は2K(QHD+ 3200 x 1440)、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは480Hz、HDR10+に対応します。

また、下部のベゼルの厚さは2.64mmに抑えられているとのこと。

1億画素+光学式手ブレ補正

Redmi K50 Proのリアカメラは、10800万画素 メイン(S5KHM2 1/1.52 OIS)、800万画素 超広角、200万画素 マクロのトリプルカメラを搭載。

なお、メインカメラはOIS(光学式手ブレ補正)を搭載しています。

ソフトウェア面では、GoogleがPixel 6シリーズにて実装した撮影した写真の背景に写り込んだ人やモノを簡単に消せる機能をRedmi K50 Proでも対応させていいます。

5,000mAh+120W急速充電

Redmi K50は、5,000mAhのバッテリー容量を搭載し、120Wの急速充電に対応します。
同社によると、僅か19分で0%から100%まで充電できるとしています。

独自チップ「Surge P1」を搭載

一般的に急速充電に対応する機種は2つのバッテリーを搭載するデュアルセル方式が採用されていますが、この方式では搭載できるバッテリー容量がシングルセルと比較して減ってしまう欠点があります。

Xiaomiはこれを解決すべく、充電制御用の独自チップ「Surge P1(澎湃P1)」を開発
充電制御用に独立したチップ「Surge P1」を搭載することにより、従来の制御方式と比較して複雑な電流制御や温度制御が可能となり、Xiaomiはシングルセル方式による5,000mAhの大容量バッテリーかつ120W急速充電を実現させています。

この、独自チップ「Surge P1」の搭載と5,000mAh(シングルセル方式)、120W急速充電はXiaomiのフラグシップ機「Xiaomi 12 Pro」のバッテリー性能と同じになります。

同社によると、バッテリーテストでは5時間のヘビーユースにてバッテリー残量を15%残しており、これはGalaxy S22 UltraやOPPO Find X5 Proなどの他の2Kディスプレイを搭載するフラグシップ機よりも優れているとしています。

Bluetooth最新規格となるBluetooth 5.3にスマートフォンとして初めて対応します。
その他、ステレオスピーカー搭載。生体認証は顔認証とディスプレイ指紋認証に対応。イヤホン端子および外部ストレージは無し。

筐体サイズは、163.1×76.15×8.48mm。重さは、201g。
OSは、Android 12ベースのMIUI 13をプリインストールします。

筐体カラーは、ブラック、シルバー、ブルー、グリーンの4色を用意。なお、ブラックは星空をイメージした模様がデザインされており、ブルーはグラデーションになっています。

Redmi K50 Pro:価格

Redmi K50 Proの価格は以下の通り。

  • 8GB+128GB:2,999元(約56,000円)
  • 8GB+256GB:3,299元(約61,000円)
  • 12GB+256GB:3,599元(約67,000円)
  • 12GB+512GB:3,999元(約75,000円)

Redmi K50:スペック

Dimenisty 8100を搭載

下位モデルとなるRedmi K50は、SoCにDimenisty 8100を搭載。

Dimensity 8100は、今月初めに発表されたばかりのMediaTekのハイエンドSoCです。
TSMCの5nmプロセスで製造されており、最大2.85GHzで動作するプレミアムArm Cortex-A78コアを4基搭載。

Redmi K50が初めての搭載端末となり、同社公表のAntutuスコアは852,703点!

SoCこそ異なるものの、冷却性能はRedmi K50 Proと全く同じ機構が採用されています。冷却面積も同じです。

同社によると、原神を室温25℃で1時間プレイした際のパフォーマンスは平均59FPSで、端末の最高温度は46℃だったとしています。これも、Redmi K50 Proと同じ記録となっています。

上位モデルと同じ2K+120Hz画面

Redmi K50は、 6.67インチのAMOLEDディスプレイを搭載。解像度は2K(QHD+ 3200 x 1440)、リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは480Hz、HDR10+に対応します。

これも、上位モデルと全く同じスペックとなっています。

SONY IMX 582採用の4800万画素

Redmi K50のリアカメラは、 4800万画素メイン(IMX582 1/2 F1.8 OIS)、800万画素 超広角、200万画素 マクロのトリプルカメラを搭載。

メインセンサーがSONY IMX 582を4800万画素に変更されていいますが、OIS(光学式手ブレ補正)の対応やその他の構成は上位モデルと同じに。

5,500mAhバッテリー+67W急速充電

Redmi K50は、5,500mAhのバッテリー容量を搭載し、67Wの急速充電に対応します。
上位モデルと比較して容量が500mAh増えた代わりに、充電速度が抑えられています。

一方、筐体の厚さはRedmi K50 Proと同じ8.48mmを維持しています。

同社によると、バッテリーテストでは5時間のヘビーユースにてバッテリー残量を33%残しており、これはGalaxy S22 Ultraなどの2Kディスプレイを搭載するフラグシップ機はもちろん、FHD+解像度のディスプレイを採用するiPhone 13 Pro Maxなどよりもバッテリー持ちが優れているとしています。

Redmi K50:価格

その他、Bluetooth 5.3対応、ステレオスピーカー搭載。生体認証は顔認証と指紋認証に対応。イヤホン端子および外部ストレージは無し。

筐体サイズは、163.1×76.15×8.48mm。重さは、201g。
OSは、Android 12ベースのMIUI 13をプリインストールします。

筐体カラーは、上位モデルと同じくブラック、シルバー、ブルー、グリーンの4色を用意。

Redmi K50の価格は以下の通りです。

  • 8GB+128GB:2,399元(約45,000円)
  • 8GB+256GB:2,599元(約49,000円)
  • 12GB+256GB:2,799元(約52,000円)
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