Xiaomiは、2月13日に中国にてMi 10シリーズとして「Xiaomi Mi 10」と「Xiaomi Mi 10 Pro」を正式発表しました。
今回は、Mi 10のスペックを紹介していきます。
目次
Xiaomi Mi 10 を3行でまとめると、、、
- Snapdragon 865に最大メモリ12GB/最大ストレージ256GB(UFS 3.0)の超ハイスペック
- 1億800万画素を含むクアッドカメラと2000万画素のインカメラ
- 6.67インチ FHD+、リフレッシュレート90HzのAMOLEDディスプレイ
Xiaomi Mi 10 のファーストインプレッション
Xiaomi Mi 10 の基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちら対応バンドについてはこちら
充電規格についてはこちら
Xiaomi Mi 10 の付属品
- 充電アダプター
- Type-C USBケーブル
- Type-C USB to 3.5mmイヤホンジャック変換器
- 保護ケース
- SIMピン
- 保証書
- ユーザーマニュアル
Xiaomi Mi 10 のデザイン
カラーバリエーションは3色前モデルのMi 9と同じく、USB Type-Cが採用され、3.5mmイヤホンジャックは廃止されています。
Mi 9との違いは、パンチホールとクアッドカメラ
水滴ノッチが廃止され、パンチホールが採用されています。
また、Mi 9の下部ベゼルが約3.6mmだったのに対し、Mi 10は約3.32mmとさらに細くなっています。
軽量さがウリだったMi 9の本体重量は約173g
しかし、Mi 10は約208gと35gの重量か。特別重いわけではないですし、ディスプレイサイズが大きくなったり、リアカメラの数が増えたので仕方ないですね。
Xiaomi Mi 10 の性能
Snapdragon 865を搭載
Qualcommの最新かつ最高性能のハイエンドSoC「Snapdragon 865」を搭載後述するメモリとストレージ、さらには90Hzのリフレッシュレートも相まって2020年上半期において最高クラスの性能を有するスマートフォンと言うことができます。
Antutuスコアは驚異の58万点超え!Mi 9から10万点以上もスコアが向上しています。
メモリやストレージもパワフル
Mi 10のメモリは、8/12GBで次世代規格「LPDDR5」、ストレージは、128/256GBで次世代規格「UFS 3.0」を採用LPDDR5では、データの転送速度が向上し、UFS 3.0では、ファイルの読み込み速度が向上します。
気にする人は少ないかもしれませんが、アプリの起動時間が早くなったりと、ユーザーエクスペリエンスに直結する部分なので非常に重要
※ストレージの最新規格として「UFS 3.1」が発表されていますが、Mi 10では見送られました。
UFS 2.1→UFS 3.0の際のように劇的な変化はないとしているので今の所「UFS 3.0」で十分と考えられます。
6,67インチ 90Hzのリフレッシュレート
Mi 10は、6.67インチのFHD+のAMOLEDディスプレイを搭載。Mi 9は、6.39インチだったので一回り大きくなっています。
そして、90Hzのリフレッシュレートと180Hzのサンプリングレートをサポート。
ヌルヌルと滑らかな映像を味合うことができます。
これまでの一般的のスマートフォンは、60HzでありMi 10を使ってみれば90Hzの凄さにすぐ気付くことでしょう。
1億800万画素を含むクアッドカメラを搭載
Mi 9と比較して処理性能以上に向上しているのが、このカメラ性能Mi 10のカメラ性能は、108MPのメイン+13MPの超広角+2MPの深度カメラ+2MPのマクロカメラのクアッドカメラ構成となっています。
圧倒的な1億800万画素
メインカメラは、OIS(光学手ブレ補正)や8Kの動画撮影も可能と非常に強力また、「.HEIF」での拡張子で写真の保存が可能で、ストレージ容量を節約することが可能となりました。
4780mAhの容量と30Wの急速充電に対応
Mi 10は、4780mAhのバッテリー容量を搭載し、30Wの急速充電に対応30Wの急速充電は、有線・ワイヤレスのどちらでも対応し、約67分でフル充電が可能に!
さらに、10Wのリバースチャージにも対応しており、Bluetoothイヤホンなどを背面に置くことで充電することができます。
Mi 9は、3300mAhのバッテリー容量で、バッテリー持ちがウィークポイントとなっていたのでバッテリーの強化は非常に嬉しいところ。
次世代通信 5GとWi-Fi 6に対応
Mi 10は、次世代通信規格の5Gと次世代Wi-Fi規格のWi-Fi 6に対応今後のスタンダードになることが想定されるため、2020年にスマホを購入するなら対応するスマホを選ぶのがベスト
まとめ:Xiaomi Mi 10 はどんな人にオススメか?
前モデルのMi 9とは異なり、”低価格なフラグシップ機”とは決して言えないMi 10価格は上がっても、最大限の性能のスマホを提供しようとするXiaomiの意思を感じることができます。
思い返せば、初めて1億800万画素を搭載した「Mi Note 10」が発表された際に、”なんでミドルレンジなんだよ!”と思った方も多いはず。
おそらく、ハイエンドは「Mi 10」に残していたのではないでしょうか。
それを考えると、各スペックが現時点において最高性能のものが多い、Mi 10は非常に魅力的に感じます。
ただ、全ての人にSnapdragon 865や108MP、90Hzが必要なことはありません。
それほどの性能がスマートフォンに求められる機会が少ないからです。
(今後、PUBGなどの3Dゲームよりも、さらに重いゲームがリリースする可能性もありますが、現時点ではSnapdragon 855 で十分です。また、カメラに関しても4800万画素のIMX 586で十分、キレイな写真が撮影できます。)
そのため、ハイエンド志向の一部のヘビーユーザーにのみ(現時点では)オススメできると言えます。
そんなことを言ってる私ですが、Mi 10の購入を決めています。
決めた理由は、ハイエンド志向もありますが、5GとWi-Fi 6に対応していることが大きかったです。