中国にて3月18日に発表された「Black Shark 2」ですが、日本国内向けにカスタマイズされバンドの最適化や技適認証を取得し、「KAZUNA Selection」から発売されます。
4月16日から予約が開始され、日本では12GBメモリ・256GBストレージの最上位モデルのみの発売となり価格は税別99,980円
目次
Black Shark 2を3行でまとめると、、、
- 冷却システムが強化
- カメラが4800万画素+1200万画素で妥協なし
- 最強のゲーミングスマホ
Black Shark 2のファーストインプレッション
Black Shark 2の基本情報:スペック
スペックの見方、判断基準についてはこちらBlack Shark 2の付属品
- 保護ケース
- 充電器
- Type-C USBケーブル
- Type-C 3.5mmイヤホンジャック変換ケーブル
- SIMピン
- ユーザーマニュアル
Black Shark 2のデザイン
Black Shark 2はディスプレイにノッチを採用しないデザインになっています。ノッチがあると動画やゲームなどの描画が欠けてしまうことがありますが、その点は心配なさそうです。そのため、上下にベゼルがある仕様となっています。
また、指紋認証はディスプレイに内蔵されているため背面にはカメラのみとシンプルな設計
充電ポートはUSB Type-Cをサポートし、イヤホンジャックは搭載 また、側面にはゲーミングライトを搭載しています。
デザインはカッコイイだけでなくゲームプレイのためにハンドリングを追求し、指が引っかかりやすい設計になっています。
本体重量は205gと一般的なスマートフォンと比べるとやや重めですが、ゲーミングスマホであるROG phoneも200gでゲーミングスマホでは想定通りの重量になります。
Black Shark 2の性能
Snapdragon 855を搭載
Black Shark 2はSoCにQualcomm社の最新かつ最高性能のSnapdragon 855を搭載Snapdragon 855はSnapdragon 845よりもCPU性能が40%・GPU性能が20%ほど向上しており、より快適なゲームプレイを実現します。
同じSoCを搭載しているスマホはvivoのゲーミングスマホ 「vivo iQOO」やXiaomiのフラグシップ「Mi 9」などがあります。
メモリ構成はRAMが6/8/12GBでROMが128/256GBになっていますが、日本モデルは最上位構成の12/256GBのみの発売となります。
Antutuベンチマークは39万点ほどと想定でき、スペックとしては言うまでもなく現行のスマホの中でも最高水準の性能を有すると言えます。 実機でのPUBGのプレイ動画になりますが、非常にヌルヌルと快適にプレイできているのが分かります。
Liquid Cooling 3.0とファンによる冷却機能
いくらスペックがパワフルであっても放熱機能が十分でないと、発熱によってCPU性能が落ちてしまいます。しかし、Black Shark 2では他のゲーミングスマホを圧倒する冷却システムを備えています。 PCの冷却の概念からうまれた冷却プレートと冷却チューブを使用したダブルドライブ冷却システムを設計
全ての発熱部品を効果的にカバーし、直接接触式の放熱と独立した発熱制御を実現し、端末から素早く均一に排出されます。 また、端末の内部にはファンが内蔵されており、チップと組み合わせることで電源ON時に作動し、スマホ全体の温度を5度ほど下げることができます。
ゲームに最適化されたタッチ感度と機能
Black Shark 2のスクリーンタッチは43.5msの応答速度で世界最速レベルのレスポンスを誇ります。また、3Dタッチ機能を備え左右の画面の圧力をボタンで個別にマッピングすることができ圧力しきい値とタッチ範囲をカスタマイズすることができます。
これにより、2本の指で複数のアクションを実現することができます。
ゲームに没入感を与える機能
ゲーム内音声や画面輝度の設定もスワイプで「Game Dock」を呼び出し素早く設定することができます。また、ゲーム中に通知や着信でプレイの邪魔をされないように設定することもできます。
さらに、「Gamer Studio」の機能によりゲーム画面から離れることなくタッチ・パフォーマンス設定が可能です。 そして、AI機能を備えた2つのスピーカーを搭載
横持ちでゲームをしているとスピーカーを手で遮ってしまうこともあるでしょうが、AIが最適な設定を自動検出しプレイヤーに迫力のあるサウンドを提供します。
また、ゲームの臨場感を向上させるバイブレーション機能を備え、細かくセッティングすることが可能です。
6.39インチの有機ELディスプレイ
Black Shark 2は6.39インチの有機ELディスプレイを搭載有機ELは液晶のようにバックライトを必要とせず、ドット自体が点灯・消灯するため色の表現力(特に黒色)が非常に優れています。 また、True ViewディスプレイによりAIが自動的に周囲の環境に合わせて最適な色調と輝度を調整します。
長時間のゲームプレイによる目の疲れも軽減してくれます。
4800万画素+1200万画素のディアルカメラ
ゲーム性能にばかり注目しがちですが、カメラ性能も妥協がありません。構成は4800万画素+1200万画素のAIディアルレンズカメラとなっており、光学2倍ズームにも対応しています。
4800万画素のカメラは他のゲーミングスマホと比較しても圧倒的な画素数を誇り、ハイエンドモデルのカメラ性能に並ぶほどでもあります。
ゲームだけでなく、カメラの実用性もバッチリ!
4,000mAhの大容量バッテリーを搭載
パワフルな性能を持っていると心配になるのがバッテリーですよね、、Black Shark 2は4,000mAhのバッテリー容量を搭載し、27Wの急速充電にも対応しているので安心です。
まとめ:Black Shark 2は買いか否か
ズバリ、買いです!ゲーミングスマホを求めている方にとっては最高のパフォーマンスを提供してくれるスマホとなるでしょう。
ただ、日本モデルは最上位版のみの発売となるのが残念です。中華スマホに慣れている方なら中国モデルで6GBモデルを買うのもアリかと思います。
高い、、、!けどゲーミングスマホ が欲しいという方はvivoのゲーミングスマホ 「vivo iQOO」を検討すると良いでしょう。