中国メーカーvivoはミドルレンジスマートフォン「vivo Z5x」は正式発表しました。
vivoとして初となるパンチホールカメラを採用し、ミドルレンジながらも2万円台で購入可能なコスパの良さが注目されています。
目次
vivo Z5xを3行でまとめると、、、
- vivo初となるパンチホールを採用
- Snapdragon 710+RAM 4/6/8GBの仕様
- 5000mAhの大容量バッテリーを搭載
vivo Z5xのファーストインプレッション
vivo Z5xの基本情報:スペック
価格 | 4GB+64GB:1398元(約23,000円) 6GB+64GB:1498元(約24,000円) 6GB+128GB:1698元(約27,000円) 8GB+128GB:1998元(約32,000円) |
OS | Android 9 Pie(Funtouch OS 9) |
SoC | Snapdragon 710 |
RAM | 4GB/6GB/8GB |
ROM | 64GB/128GB |
Antutuスコア | 165000 |
ディスプレイ | 6.53インチ FHD+ 2340×1080 アスペクト比 19.5:9 |
カメラ | アウト:1600万画素(メイン F1.78)+800万画素(広角 F2.2)+200万画素(深度 F2.4) イン:1600万画素 F2.0 パンチホール |
バッテリー | 5000mAh(急速充電18W) |
カラー | ブルー/グレー/ブラック |
サイズ | 162.39×77.33×8.85mm |
重量 | 204.1g |
対応バンド | 2G GSM:850/900/1800/1900 MHz 3G TD-SCDMA:B34/B39 3G CDMA:BC0 3G WCDMA:B1/B5/B8 4G TDD-LTE:B34/B38/B39/B40/B41 4G FDD-LTE:B1/B3/B4/B5/B8 4G+ TDD-LTE:B38C/B39C/B40C/B41C 4G+ FDD-LTE:B1C/B3C/B1A+B3A |
対応バンドについてはこちら
vivo Z5xの付属品
- 充電器
- MicroUSBケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- クイックスタートガイド
- 保証書
vivo Z5xのデザイン
vivo Z5xはvivoブランド初となるパンチホールを採用したスマートフォンです。そのため、上部左のパンチホールにインカメラが搭載されており画面占有率90.77%のノッチレスデザインとなっています。
背面にはトリプルカメラと指紋認証センサーが配置され、充電端子はMicroUSBをサポートし、イヤホンジャックも搭載されています。
vivo Z5xの性能
23,000円〜なのにSnapdragon 710を搭載
vivo Z5x はSoCにSnapdragon 710、RAMは4/6/8GBの仕様です。Snapdragon 710はミドルレンジの中でも上位帯の処理性能を持ち、2万台で購入できるスマートフォンの中ではTOPクラスのスペックを持っていると言えるでしょう。
そして、最上位モデルのRAM8GB+ROM128GBモデルが約32,000円というのが安さ!
iPhone XSのRAMが4GBなのを考えると、この価格で倍の8GBを実現しているのは驚きです。
6.53インチのノッチレスディスプレイ
vivo Z5xは6.53インチのディスプレイを搭載し、解像度は FHD+ (2340×1080)です。画面占有率も高く、解像度も高いディスプレイとなっています。
ただ、同時期に発表されたOPPOのミドルレンジスマートフォン「Realme X(約24,000円)」や「OPPO K3(約25,000円)」では有機ELデュスプレイが採用されており、 描画の鮮明さでは劣る印象です。
16MP+8MP+2MPのトリプルカメラを搭載
vivo Z5xでは1600万画素(メイン F1.78)+800万画素(広角 F2.2)+200万画素(深度 F2.4)のカメラ構成となっています。トリプルカメラ搭載により120°の広角撮影や被写体のディールを損なわずに立体感やボケ感を出すことが可能になりますが、メインカメラの1600万画素には少し物足りなさを感じます。
トリプルカメラと言っても、決してカメラ性能が高いわけではないので注意が必要です。
5000mAhの大容量バッテリーを搭載
vivo Z5xでは5,000mAhの大容量バッテリーを搭載最近の中華スマホではバッテリー容量の大きいスマートフォンが当たり前となってきましたが、それでも3,500mAh前後の容量となっています。
そのため、vivo Z5xの5,000mAhのバッテリー容量はかなりの大きさです。追加充電なしで1日を通して使用してもバッテリー切れになることは少ないでしょう。
しかし、端末重量が202gとやや重いことや充電端子がMicroUSBであることも留意しておく必要があるでしょう。
まとめ:vivo Z5xは買いか否か
ズバリ、買いです!コスパが優れており、グローバル版の発売が待ち遠しいです。
ただ、ミドルレンジ帯のスマートフォンはライバルが多いのも事実です。
同価格帯で同時期に発売されたOPPOの「Realme X」や「OPPO K3」も合わせて比較すると良いでしょう。
3機どれもがSnapdragon 710を搭載しており、スペックも似ています。ただ、有機ELやディスプレイ指紋認証・ポップアップ式カメラが良いならOPPOの2機種、カメラ性能を取るなら「Realme X」、MicroSDカードスロットを取るなら「vivo Z5x」や「OPPO K3」、大容量バッテリーやパンチホールを取るなら「vivo Z5x」と言ったところでしょうか。