vivoは4月25日、中国市場にて新型スマートフォン「vivo X80」を正式発表しました。
前モデルのX70シリーズは、「vivo X70」「vivo X70 Pro」「vivo X70 Pro+」の3機種が発表されましたが、X80シリーズでは「vivo X80」「vivo X80 Pro（Snapdragon 8 Gen 1 搭載版）」「vivo X80 Pro（Dimensity 9000 搭載版）」の3機種が発表されました。
本記事では、無印モデルの「vivo X80」のスペックを紹介します。
vivo X80：スペック
Dimensity 9000を搭載
メモリは8GB/12GB（LPDDR5）、ストレージは128GB/256GB/512GB（UFS3.1）を備えます。
Dimensity 9000、はTSMCの4nmプロセスで製造されるMediaTekのハイエンドSoCであり、メーカー公表のAntutuスコア（v9）は、104万点！
6.78インチ120Hz駆動
上位モデルと比較して、画面サイズや採用パネルは同じですが、解像度はQHD+からFHD+へ、リフレッシュレートは、LPTOによる可変に非対応となっています。
50MPを含むトリプルカメラ
vivo X80 Proは、Samsungの新型センサー「ISOCELL 3.0 GNV」を採用し、5倍光学ズームに対応する望遠を加えた4眼構成ですが、vivo X80では、SONYの新型センサー「IMX866」を採用し、望遠非搭載の3眼構成となっています。
SONY IMX 866を採用
前モデルのvivo X70シリーズには、IMX 766が搭載されており、同イメージセンサーは従来通りのRGBカラーフィルター（R：赤、G：緑、B：青）が採用されていました。
一方、最新モデルのvivo X80に搭載されるIMX 866は、従来の配列にW：白を加えたRGBWセンサーとなっており、より多くの光を集め、明るい写真が撮影可能になります。
IMX 866の画素数は5000万画素、センサーサイズは1/1.49インチです。
なお、メインはOIS（光学式手ぶれ補正）を搭載します。
独自チップ「vivo V1+」を搭載
「vivo V1+」は前モデルvivo X70シリーズに搭載されていた独自ISP「vivo V1」の後継チップとなっています。
また、従来よりも明るさを16％、ホワイトバランスの精度を12％向上させると述べています。
もちろん、ドイツの光学機器メーカーZEISSとの提携は継続しており、すべてのカメラにはZEISS T*コーティングが施されています。
80W急速充電
同社によると、11分で50％まで充電することができるとのこと。
一方、vivo X80 Proでは対応していたワイヤレス充電には非対応となっています。
OSは、Android 12ベースのOriginOS Oceanを搭載。
筐体サイズは、164.95 × 75.23 × 8.3mm（※オレンジは8.78mm) 。重さは206g（※オレンジは203g）
カラーは、オレンジ（レザー）、ブラック、ブルーの3色が用意されています。
vivo X80：価格
- 8GB+128GB：3,699元（約72,000円）
- 8GB+256GB：3,999元（約78,000円）
- 12GB+256GB：4,399元（約85,000円）
- 12GB+512GB：4,899元（約95,000円）
