vivoは7月15日、中国にてvivi Sシリーズより「vivo S10」および「vivo S10 Pro」を発表しました。
vivo S10シリーズは2021年3月に発表された「vivo S9」のマイナーチェンジモデルとなっており、前モデルと搭載SoCは据え置き。また、上位モデル「vivo S10 Pro」と下位モデル「vivo S10」の違いはリアカメラ構成のみとなっています。
vivo S10シリーズは、SoCにMediaTekのハイエンドSoC「Dimensity 1100」を搭載し、vivo S10はメモリ8GB(LPDDR4X)、ストレージ128GB/256GB(UFS3.1)
vivo S10 Proはメモリ12GB(LPDDR4X)、ストレージ256GB(UFS3.1)を搭載します。
メーカー公表のAntutuスコア(v9)は677,000点です。
ディスプレイは6.44インチのAMOLEDを採用、解像度はFHD+ 2400×1080、アスペクト比は20:9
90HzのリフレッシュレートやHDR10+に対応します。
バッテリー容量は4050mAh、最大44Wの急速充電に対応します。
そして、本機の最大の特徴として4400万画素+800万画素(超広角)のデュアルインカメラ、ベゼル上にデュアルLEDフラッシュが搭載されています。
最近では画面占有率を高めようとパンチホールを採用する筐体がほとんどですが、vivo S10シリーズは「iPhone 12」シリーズ同様にノッチを採用しています。
4400万画素の高画素に加え、800万画素の超広角カメラを搭載することにより、105°の超広角撮影やポートレート撮影、ナイトモードのほか、4400万画素のメインカメラはAFや最大4Kの動画撮影に対応しています。
インカメラのカメラスペックとしては、他のスマートフォンと比較して群を抜いています。
そして、リアカメラは2機種で構成が異なります。
vivo S10は、6400万画素、800万画素(超広角)、200万画素(深度)のトリプルカメラ
vivo S10 Proは、10800万画素、800万画素(超広角)、200万画素(深度)のトリプルカメラを搭載しています。
108MPセンサーはSamsungの同社3世代目となる1億800万ピクセルイメージセンサー「ISOCELL HM2」が採用されており、センサーサイズは1/1.52、既存端末では「realme 8 Pro」などに搭載されています。
「vivo S10」と「vivo S10 Pro」の筐体サイズは、158.2 ×73.67 × 7.29(7.43) mm、重量は173g(175g)で下位モデルと上モデルともに軽量薄型が特徴になっています。※カラーにより厚さと重さが変わります。
接続端子はUSB Type-C、イヤホンジャックは無し。防水防塵は非対応。生体認証はディスプレイ指紋認証と顔認証に対応します。
OSはAndroid11をベースにしたOrigin OSを搭載します。
価格は以下の通り。
vivo S10
8GB+128GB:2,799元(約48,000円)
8GB+256GB:2,999元(約52,000円)
vivo S10 Pro
12GB+256GB:3,399元(約58,000円)
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