久々の端末系記事の更新になります。というわけで、今回はUMIDIGI端末の中ではかなりハイエンドモデルに分類されるような、「UMIDIGI Z2 Pro」を徹底分析していきます。中華スマホといえばコスパ最優先でローエンドスペックのものが多い印象がありますが、今回紹介するZ2 Proはスペックもかなり高くなっているため、そこに注目です。
目次
UMIDIGI Z2 Proを3行でまとめると、、、
・なんといってもスペック高い。・15Wの高速無接点充電に対応
・画面占有率90%のディスプレイ搭載
UMIDIGI Z2 Proのファーストインプレッション
ハイエンドモデル、、、らしい見た目ではないですね。特に素材にケチっている印象こそないものの、他のUMIDIGIのミドルレンジのものと比べてしまうと、特に何が違うのかはあまり第一印象ではわかりませんでした。しいて一つ印象に残ったことといえば、側面と全面のデザインが少しiphoneに似てない?ということです。側面が金属系のメッキデザインとなっていて、全面のUノッチディスプレイは画面占有率90%となっており、側面の10%のノッチの配分も少しiphoneと似たようなバランスでの配分を思わせるものがありました。
本体カラーに関しても、他のUMIDIGI端末と同様トワイライトカラーが採用されており、中華端末らしいカラーラインナップとなっています。
基本情報
価格 | 335USD |
RAM/ROM | 6GB/128GB |
SoC | Mediatek Helio P60 |
OS | Android 8.1 Oreo |
バッテリー容量 | 3,550mAh |
Antutuスコア | 130000 |
カラー | カーボン/トワイライト/セラミック |
重量 | 165g |
対応バンド | 2G:GSM B2 / B3 / B5 / B8 3G:WCDMA B1 / B2 / B4 / B5 / B8 CDMA BC0 / BC1 TD-SCDMA B34 / B39 4G:FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B12 B13 / B17 / B18 / B19 / B20 / B25 / B26 / B28A / B28B TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41 |
スペックの読み方、判断基準についてはこちら
UMIDIGI Z2 Proの付属品
↑開封動画 UMIDIGI One Proの付属品としては、ACアダプター、SIMピン、USB Type-Cケーブル、取扱説明書、黒色のシリコンケース、イヤホン変換アダプタとなっています。中華端末では基本的に純正クリアケースが付属してくることが多いのですが、Z2 Proでは有色非透明タイプのカバーが付属してきます。そのため、トワイライトカラーを選んで購入された場合は、純正カバーはもしかしたら使えなくなってしまうかもしれません。また変換アダプタが同梱されていないことからもわかる通り、One ProはUSB Type-Cを採用していながら、従来の3.5mmイヤホンジャックにも対応しています。そのためこれまで使っていたイヤホンが有線のユーザーにとっては非常にありがたいですね。
UMIDIGI Z2 Proのデザイン
同社のOne Proでも同じような状況になっていたのですが、今回のZ2 Proもiphoneと見た目が似ていないといってはうそになってしまうのではないかといった印象を持たせる仕上げとなっています。 つずいて本体の各センサー等の配置について。前面には画面占有率90%のディスプレイ及びデュアルフロントカメラ、センサー、スピーカーが画面上部に集中、本体底面にType-C端子、マイク、スピーカー、背面にはデュアルカメラ、指紋認証センサーそしてフラッシュが設置されています。この価格帯のモデルなのでType-Cが搭載されているのはほとんど当然といってもいいようなものですが、フロントカメラにもデュアルカメラが搭載されているのは面白いですね。UMIDIGI Z2 Proの性能
3,550mAhの大容量バッテリーに、15W無接点充電対応。
UMIDIGI One Proは、3,550mAhの大容量バッテリーを搭載しています。最近の中華端末のなかでは標準的もしくは標準的なサイズよりも少し大きめのサイズといってよいでしょう。ディスプレイの解像度はFHD+の6.2インチディスプレイを搭載、RAM 6GBに8コア、2.00GHz+2.00GHz駆動のHelio P60を搭載しています。バッテリー容量も当然少ないとは言えない容量となっていますが、搭載されているCPUやディスプレイも性能が高いもの=消費電力の大きいものとなっているので、電池持ちは他のUMIDIGI端末と比較した場合、バッテリー稼働時間に関しては少し短くなっているものと推測されます。これは同社のOne Proにも搭載されている規格となっていて、Z2 Proでも15Wの高速無接点充電に対応しています。iphoneや他の有名端末でも無接点充電に対応する機種は増えてきていますが、それでも当機に搭載されている無接点充電規格は無接点充電規格の中でも非常に高速な部類に入ります。そのため、無接点でも非常にストレスフリーな充電速度が得られます。またさらに高速に充電したい場合は、ケーブルを用いることで、さらに高速で充電できるようになっています。
電力消費を抑えたUノッチディスプレイ
UMIDIGI Z2 Proでは6.2インチのFHD+ディスプレイを採用しています。なんといっても画面占有率が90%のディスプレイを採用しているので、高級感の漂うデザインとなっています。
解像度に関しても1080×2246のFHD+ディスプレイとなっているので、フラッグシップとして十分な精細さ兼ね備えたディスプレイとなっているといえるでしょう。
前2後2の合計4個のカメラを搭載
UMIDIGI Z2 Proではなんと16MP+8MPのデュアルカメラを全面背面の両方に搭載しています。さすがフラッグシップといえるような豪華設計となっています。 搭載されているカメラのF値は1.7となっており、光の少ないところでも明るい鮮明な写真が撮れるようになっています。これもフラッグシップモデルらしい特徴の一つといえます。↓UMIDIGI Z2 Proで撮影されたサンプル映像(片方がZ2で撮影されたものとなります。)
省電力ながらもパワフルなスペック
UMIDIGI Z2 ProはCPUにHelio P60を採用していたり、RAMも6GBを採用しているため、十分なスペックももった端末となっています。Antutuのスコアをみても13万点となっており、十分な処理能力を持っているといえます。ベンチマークスコアを見てもわかる通り、高スペックな端末群に分類されるため、基本的に荒野行動やPUBGの重ための処理を必要とする3Dゲームでも、十分実用レベルのパフォーマンスでプレイすることができます。
以下に実際にUMIDIGI Z2 ProでPUBGをテストプレイしている動画があったので、張っておきます。 快適にプレイできていそうです。当然Helio P60は2GHz+2GHzのオクタコアハイエンドCPUでさらに800MHz駆動のグラフィックボードも内蔵しているおかげで、この価格帯のスマートフォンでも快適に3Dゲームをプレイできるようになっています。
ダブル生体認証
UMIDIGI Z2 Proでは背面のセンサーによる指紋認証及び全面センサーによる顔認証の両方に対応しています。
一応NFC対応
UMIDIGI Z2 ProではOne Pro同様NFCが搭載されています。基本的に電子決済のための機能に対応しているということなのですが、日本国内では別規格のFelicaと呼ばれる規格が採用されているため、日本国内の利用は厳しくなっています。まとめ:UMIDIGI Z2 Proは買いか否か
ズバリ、UMIDIGI Z2 Proは、安くゲーミングスマホを手に入れたい方には買いといえる端末となっています。やはりなんといっても、Z2 Proの特徴はスペックになってしまうので、それ以外で特筆すべき点といってもあまり見当たらないというのが、正直なところとなっています。そのため、同じスペックの端末を国内モデルで買いたいと思った際には、Z2 Proよりも比較的高額になってしまいがちなので、3Dゲームができてコスパの高い端末を買いたいといった場合におすすめの機種となってきます。販売サイト | 価格(4/16更新) |
Banggood | 52,226円 |
Gearbest | 33,899円 |