今回は、世界最高クラスの耐久性を持つスマホと知られる「Ulefone armor 3T」をレビューしていきます。
あらゆる面での耐久性が高く、ライターで炙ったり・凍らせたり・ナイフで画面を切ったり・車で踏んだりと、もはやネタレベルのスマホとなっています。
そんなアウトドア仕様に特化したスマホですが、どんな機能を備えているのか紹介していきます。
Ulefone Armor 3T を3行でまとめると、、、
- スマホ最高クラスの耐久性
- 小型無線機能搭載
- 全ての機能がアウトドア仕様
Ulefone Armor 3T のファーストインプレッション
Ulefone Armor 3T の基本情報:スペック
価格 | 約45,000円 |
OS | Android 8.1 Oreo |
CPU | MTK6763T(Helio P23) オクタコア |
RAM | 4GB |
ROM | 64GB |
Antutuスコア | 71200 |
ディスプレイ | 5.7インチ 2160×1080 FHD ゴリラガラス5 |
カメラ | アウト:21MP イン:13MP |
バッテリー | 10,300mAh |
カラー | ブラック、オレンジ |
重量 | 373.7g |
対応バンド | GSM: B2 / B3 / B5 / B8, CDMA BC0 / BC1 WCDMA: B1 / 2 / 4 / 5 / 8, TD-SCDMA: B34 / 39 FDD-LTE: B1 / 2 / 3 / 4 / 5 / 7 / 8 / 12 / 13 / 17 / 18 / 19 / 20 / 25 / 26 / 28A / 28B, TDD-LTE: B34 / 38 / 39 / 40 / 41 |
Ulefone armor 3T の付属品
- アンテナ
- 充電器
- USBケーブル
- OTGケーブル
- Micro USB Type-C 変換器
- Type-C to 3.5mm イヤホン変換器
- スクリュードライバー
- スリング
- 自転車用ホルダー
- 保護フィルム
- 取り扱い説明書
- 保証書
Ulefone Armor 3T の性能
オフラインでも使えるウォーキートーキー機能
1W/2Wの高出力に、周波数は400〜470MHzをサポートしており、多くの機器との互換性があります。また、動作範囲は驚きの5km。端末に搭載されている機能であるため、余計なアプリやソフトを使う必要がないので非常に便利です。
フロント部分にディアルスピーカーを配置
Ulefone armor 3Tはスピーカーでもアウトドア性能を追求しています。ディアルスピーカーを前面に配置することで、騒音の中でも聞き取りやすい音質を実現しています。
通常のスマホは側面に配置されていることが多いのですが、デザイン性よりもアウトドア性の追求といった一貫したコンセプトが垣間見れます。
最高峰の保護等級 IP68/IP69K
Ulefone armor 3T は、最高峰の保護等級であるIP69/IP69Kに対応しており、耐衝撃性・耐水性・耐塵性の全てにおいて高水準です。水深2mに2時間、深さ1mのコンクリートに24時間、1.2mの落下からも耐え得る耐久性となっています。 また、アメリカ国防省制定のMIL規格、MIL-STD-810Gの認証を受けています。
詳しくは分かりませんが、要するにアメリカ国家から正式に認証を受けた耐久性を持っている端末ということです。
耐熱性と耐寒性にも優れている
Ulefone armor 3T はボディにTPU・アルミニウム合金・強化ポリカーボネートが使用されており、あらゆる衝撃や環境から守る頑丈な設計となっています。電源OFF時には、- 40℃〜80℃、電源ON時でも- 20℃〜60℃で動作が可能になっています。
ゴリラガラス採用 5.7インチ 18:9 FHDディスプレイ
Ulefone armor 3T は5.7インチの18:9 FHD ディスプレイを採用しております。コンセプトが耐久性なのでディスプレイの解像度などが心配でしたが問題は無さそうです。 また、タフネススマホではお馴染みのゴリラガラス第五世代が採用されています。 下記の動画では端末を凍らせたり、30mの高さから落下させたりとネタとも思わせるようなテストを行っています。もちろん、端末は無事で正常に動作しています。
10,300mAhの超大容量バッテリー
Ulefone armor 3T は10,300mAhのバッテリー容量を搭載しており機内モードでは1週間、通常使用でも4日程度は充電なしで使用できるほどの超大容量バッテリーを搭載しています。また、他のスマホにモバイルバッテリーのように給電することも可能となっています。
水中でも撮影可能なカメラ
Ulefone armor 3T はトレンドのディアルカメラではないものの、明るく撮影可能なHDR機能を備えアウト21MP(F値1.8)イン12MPの構成となっています。高精細な撮影は難しいですが、水中での撮影が可能となっています。
顔認証と指紋認証にも対応
Ulefone armor 3Tは、端末の耐久性だけでなくセキュリティ機能も備わっており、指紋認証と顔認証に対応しています。顔認証のロック解除は0.2秒、指紋認証は0.1秒と反応速度も良いです。
ミドルスペック Heilo P23を搭載
Ulefone armor 3Tはタフネススマホでありながらミドルレンジのスペックを持ち合わせています。SoCはHeilo P20で高クロック版のMT6763Tを採用しておりAntutuスコアは71,200点となっています。RAMも4GBと充分で、基本的な操作は問題なく行うことができます。
同じようなスペックでHeilo P20を搭載している端末は「OUKITEL U23」や「Blackview Max 1」などがありミドルレンジ標準的な性能を備えています。
アウトドア仕様のアプリを搭載
Ulefone armor 3Tはコンパス・ライト・心拍数測定器・騒音測定器・水平器・拡大鏡・分度器といった通常のスマホにはデフォルトで入っていないようなアプリケーションが搭載されています。 また、様々なシチュエーションでの使用を考え、自転車やリュック・ベルトといった部分に装着可能となっています。まとめ:Ulefone Armor 3T は買いか否か
まず、通常使用のスマホを求めている方には買いではないです。スペックやカメラ性能がもっと高性能なスマホがこの価格以下で購入できるためです。ただ、タフネススマホを求めている方にとっては買いでしょう。
実際、タフネススマホでTOPクラスのアウトドア仕様のスマホとなっており使い勝手は抜群です。
他のタフネススマホを比較したい方は「OUKITEL WP2」をどうぞ。