今回はパワー系SIMフリースマホの紹介です。久々のOUKITEL端末で、今回レビューするのは。「OUKITEL K7 Power」と呼ばれる、バッテリー性能に特化したスマホになります。なんといってもこの端末の最大の特徴は、バッテリー容量が10000mAhもあること。はたしてこのモンスターバッテリーを搭載したスマホの実力はどのようなものなのでしょうか。
目次
OUKITEL K7 Powerを3行でまとめると、、、
・バッテリー容量が10000mAh・大容量バッテリーを搭載して、一万円前半
・スペックに関しては一般的な中華ミドル~エントリの中間
OUKITEL K7 Powerのファーストインプレッション
パット見た感じでは、普通のスマートフォンといった印象がきます。少し特徴的なデザインとなっている所を上げるとすれば、背面が皮をイメージしたデザインになっているところくらいでしょうか。そして、上の画像では少しわかりにくいですが、当機種は10000mAhのバッテリーを搭載しているので、本体の分厚さもかなり厚めとなっています。数値で見ると14ミリということで、参考にiPhone XSの厚みは7ミリですので約iphone xs二枚分の厚さとイメージすればわかりやすいでしょう。
基本情報
価格 | 109USD(約17,000円) |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
SoC | MediaTek MT6750T |
OS | Android 8.1 Oreo |
バッテリー容量 | 10,000mAh |
Antutuスコア | 35400 |
カラー | ブラック |
重量 | 302g |
対応バンド | 2G GSM 850/900/1800/1900MHz 3G WCDMA 900/2100MHz 4G FDD LTE Band 1/3/7/8/20 |
対応バンドはバンドは限られてしまうものの、一応LTE対応してくれています。よくエントリークラスの中華端末にみられるLTEバンドに対応していなくて使い物にならないというケースではないので、そこは非常にありがたい点となります。
スペックの読み方、判断基準についてはこちら 対応バンドについてはこちら
OUKITEL K7 Powerの付属品
UMIDIGI One Proの付属品としては、取り扱い説明書、OTGケーブル、microUSBケーブル、ACアダプタ、クリアケースとなっています。先のにも書きましたが、こちらのOUKITEL K7 Powerは大容量バッテリー搭載の影響でカバー非装着時でもすでに非常に厚みがある端末となっているので、カバーをつけるとさらに厚くなってしまいます。ですのでこのケースに関しては使っていないユーザーも多いのではないでしょうか。またエントリーグレードなのに珍しくOTGケーブルが付いています。これはおそらく後から詳しく書きますが、OUKITEL K7 Powerがバッテリーとしても活躍するので、そのために最初から付属しているものだと思われます。
OUKITEL K7 Powerのデザイン
先にも書いた通り、背面は皮風のデザインとなっています。カラーに関しては、ブラックの1種類となっています。そしてそのブラックも上を見ての通り、ゴールドの部分が非常に多いのでゴールド×ブラックといったカラーになります。 ディスプレイに関しては、残念ながらトレンドのようなUノッチディスプレイは搭載されていません。従来通り、前面上部にスピーカーとフロントカメラ、背面にデュアルカメラ、そして指紋認証も背面に設置される形となっています。OUKITEL K7 Powerの性能
10,000mAhの大容量バッテリー。18W高速充電対応。
OUKITEL K7 Powerの最初で最後の特徴と言っても過言でないのが、この超大容量バッテリーです。なんといってもでかい。でかすぎる。 OUKITELによると、10000mAhのバッテリーを搭載している場合、ビデオ再生、ゲームなら連続15時間、ネットサーフィン、動画撮影ならば約22時間、通話ならば53時間程度の利用が充電なしで可能となっているようです。ほぼ丸1日ネットブラウジングをしていても電池がなくならないというのは驚きですね。 また充電機能に関しても、OUKITEL K7 Powerは無接点充電には対応していないものの、有線での高速充電(18W)に対応していますので、一気に大容量バッテリーを充電することができます。ディスプレイに関しては標準的なものを搭載
OUKITEL K7 Powerは6インチのHDディスプレイを搭載しています。 コストダウンのためだと思われますが、近年トレンドのベゼルをカットした作りにはなっていないので、その点には注意が必要です。13MP+2MPのデュアルレンズを搭載
OUKITEL K7 Powerは背面には13MP+2MPの、前面には5MPのカメラを搭載しています。さらに上にも明記してある通り、カメラのセンサーはソニー製のものを採用しているようです。かなりコストカットがされているようですが、それでもセンサーはいいものを使っているようです。↓OUKITEL K7 Proで撮影されたサンプル映像。F値がそこまで大きくないせいか、夜撮りはそこまで得意ではなさそうです。また手ブレに関しても少し目立ってしまっています。この価格帯の端末のカメラなので仕方ないとも言えます。
ギリギリ日常利用なら使えるレベルのスペック
OUKITEL K7 Proは先にも紹介しましたが、少しミドルレンジとは言い難いエントリーよりのスペックとなっており、少し重たい処理が日常利用で想定されるケースではストレスが溜まってしまう機種かもしれません。ベンチマークとしてもかなり低めのスコアが出ているので、本当にスマートフォンとして必要最低限の機能を利用する場合のみ、快適に使えると思われます。以下のOUKITEL K7 Proで3Dゲームをしている動画を見ても分かる通り、重たい処理はかなり厳しいスペックとなってると言わざるを得ません。
↓OUKITEL K7 ProでPUBGをプレイしている参考動画
指紋認証対応
OUKITEL K7 Proでは背面に指紋認証センサーを搭載しています。エントリーグレード端末の一部では指紋認証センサーもコストカットの一貫としてカットされてしまうこともありますが、OUKITEL K7 Proではカットされることなく搭載されています。また指紋認証の部分がボタンとなっていて、そこを押すことでカメラのシャッターをおしたり、電話の応答もできるようになっているようです。モバイルバッテリーとしても使える!
こちらもOUKITEL K7 Proが大容量バッテリーを搭載しているからこその機能になりますが、実は10000mAhものバッテリー容量を誇るだけあって、OUKITEL K7 Powerはモバイルバッテリーにもなるんです。下のOTGケーブルと呼ばれる、本体購入時に付属品として付いてくるケーブルをさしてあげることで、他のスマートフォンに給電してあげることができますので、OUKITEL K7 Powerを持ち歩いていればモバイルバッテリーは持ち歩く必要がなくなりますね。
まとめ:OUKITEL K7 Powerは買いか否か
ズバリ、OUKITEL K7 Powerは、何らかの理由でとにかくバッテリー容量が非常に大きいスマホが必要なんだ!という方にはお勧めできる一台となっています。というのも、他にも10000mAhクラスのバッテリーを搭載しているモデルはいくらでもありますが、その中ではOUKTIEl K7 Proは最安クラスに分類されます。(当然その分スペックも落ちますが。)ですので、とにかくスペックにもこだわらないけど大容量バッテリー搭載のスマホが安く欲しい!という場合には、OUKITEL K7 Proを買ってもいいでしょう。スペックが物足りないという方は、兄弟機である「OUKITEL K7」を検討すると良いでしょう。
販売サイト | 価格(4/16更新) |
Gearbest | 13,559円 |