OPPOから2019年3月に発表された「OPPO F11 Pro」
OPPO Find Xで採用されたポップアップ式カメラを搭載しつつも画素数を落とし価格も3分の1ほど抑えたモデルとなっています。
3月15日からインド市場へ投入され、その後、東南アジアや北アメリカでも展開されつつある2019年春に注目のスマホです。
目次
OPPO F11 Pro を3行でまとめると、、、
- ポップアップ式カメラ搭載、メインカメラは4800万画素と高性能
- Helio P70搭載で冷却機能・ゲームモード対応
- 6.53インチのノッチレス・ベゼルレスディスプレイ
OPPO F11 Pro のファーストインプレッション
OPPO F11 Pro の基本情報:スペック
価格 | 約40,000円〜 |
OS | Android 9.0 (Pie) |
SoC | Helio P70 |
RAM | 4GB / 6GB |
ROM | 64GB / 128GB |
Antutuスコア | 156200 |
ディスプレイ | 6.53インチ LTPS IPSディスプレイ 1080 x 2340(フルHD+) アスペクト比19.5:9 |
カメラ | メイン:48MP + 5MP F値/1.8 フロント:16MP F値/2.0 ポップアップ式カメラ |
バッテリー | 4000mAh 急速充電(VOOC 3.0) |
カラー | ブラック/グリーン |
重量 | 190g |
対応バンド | GSM: 850/900/1800/1900MHz WCDMA: 850/900/2100MHz LTE FDD: Bands 1/3/5/7/8/20/28 LTE TDD: Bands 38/40/41(2555-2655MHz) |
OPPO F11 Pro の付属品
- 充電アダプター
- イヤホン
- microUSBケーブル
- 保護ケース
- SIMピン
- ユーザーガイド
- 保証書
OPPO F11 Pro のデザイン
OPPO F11 Proはポップアップ式カメラを採用することによりノッチのない真のフルスクリーンディスプレイを実現しています。そして、背面にはディアルカメラと指紋認証センサーを配置
カラーはトリプルグラデーションが施されており、先進的な色使いとカメラセットは1つのユニットにまとめられておりクールな印象を感じます。
OPPO F11 Pro の性能
6.5インチ 画面占有率90.9%のディスプレイ
先にも述べたようにポップアップ式カメラを採用したことにより、画面占有率が90.9%と非常に高く、6.5インチディスプレイを搭載FHD+で解像度も高く、19.5:9の縦長ディスプレイにより横幅76.1mmとコンパクトさを保ちながら大画面を実現しています。
SoCはHelio P70を搭載
OPPO F11 ProはプロセッサーにHelio P70を搭載Helio P70はSnapdragon660と比較するとCPU性能では負けているもののGPU性能は上回っており、ゲームの快適さは勝ります。Helio P70を搭載したスマホは「UMIDIGI S3 Pro」などがあります。
メモリ使用としてはRAMは4GB/6GB・ROMは128GB/256GBとなっており比較的容量に余裕があります。
日常的な操作なら問題なく、PUBGなどの重量級の3Dゲームでもプレイできるスペックを持ち合わせています。
ゲームのグラフィック設定を上げたい場合は6GBのRAMを選択すると良いでしょう。
48MP+5MPのAIカメラが凄い!
OPPO F11 Proはカメラが凄いです!構成としては4800万画素+500万画素のAIディアルカメラを搭載 絞り値1.79に1/2.25の広い感光領域により、より多くの光がレンズに入るようになりノイズが少なく細部まで高精細な撮影を可能です。 もちろん暗所での撮影にも強く、AIカメラにより撮影シーンと被写体を認識し低露光状態で肌の色合いを高めたナイトモードの撮影が可能です。 また、暗所でなくてもAIによる写真の明るさや色合いを調整することができます。約40,000円の価格で4,800万画素のAIディアルカメラでこれほどのクオリティーの撮影が可能なのは高評価です。
1600万画素のポップアップ式カメラを搭載
OPPO F11 Proはトレンドになりつつあるポップアップ式カメラを搭載他のポップアップ式カメラ搭載のスマホとやや異なるのが、中央の配置とポップアップ部分の幅のコンパクトさです。
40,000円と価格を抑えながらもポップアップ式カメラを搭載しているのは嬉しいですが、欲を言えばもう少し画素数をあげるかディアルカメラにして欲しかったところです。
4000mAhの大容量バッテリーを搭載
近年、バッテリー容量3000mAh超えのインフレが起こりつつあるがもうワンランク上の4000mAhの大容量バッテリーを搭載12時間の動画再生、5.5時間のゲームプレイが可能です。
また、VOOC Flash Charge 3.0に対応しており急速充電にも対応しています。
ただ、惜しいのが充電端子がmicroUSBな点です。Type-Cにして欲しかったところです、、、。
まとめ:OPPO F11 Pro は買いか否か
うーん、買いではないです。ポップアップ式カメラ搭載スマホで約40,000円は非常に魅力的なのですが、CPU性能、カメラ性能などを総合的に判断すると「UMIDIGI S3 Pro」には一歩及ばないという印象です。同じSoCに4800万画素、さらにOPPO F11 Proよりもサブカメラとインカメラの画素数も高く、バッテリー容量も大きい。なのに価格は1万円ほど安い、、、。
「UMIDIGI S3 Pro」を検討するのが良いでしょう。