OnePlusは数日前に、”目に見えない”カメラを搭載したコンセプト機のティーザーを公開しました。
同端末は、OnePlus社とスーパーカーの製造で有名なMcLaren社と共同で開発された製品で、コンセプトモデルであることから実際に販売することはないようです。
OnePlus Concept One は、ポップアップカメラを採用し、ノッチレスデザインを実現。既に発売済みの「OnePlus 7T Pro」のようなスマートフォンです。
しかし、カメラを隠す”カラーシフトガラス技術”と革製の背面パネルの採用が大きな特徴となっています。
背面パネルには、オレンジ色のレザーを採用し、側面にはアルミニウム合金フレームが採用されています。
それぞれ、McLaren 720S Spider のシートやボディをイメージしているとのこと。
そして、背面のOnePlusロゴの上には垂直型にトリプルカメラが搭載されていますが、電流を流すことによってガラスが不透明から透明に変化します。
このガラスは、”エレクトロクロミックガラス”と呼ばれ、高級車のサンルーフや航空機の窓などに使用されているものです。
同社によると、この切り替えにはわずか0.7秒ほどしかかからないとのこと。
また、この技術はデザインを変えるだけでなく、カメラ性能を向上させます。
ガラスが半透明であることから、NDフィルター（レンズから入る光の量を減らすために使用されるグレーのフィルター）のように機能し、明るい日光の下で露出オーバーにより白飛びしてしまうことを防ぎます。
OnePlus創業者兼CEOである、Pete Lau氏によると、「このコンセプトモデルは、将来のスマートフォンのデザインに対する重要な実験です。OnePlusは”負担のない”ユーザーエクスペリエンスを次のレベルに引き上げることを目標に主導していきます。」と語っています。
