マイクロソフト日本法人は、2画面のAndroidスマートフォン「Surface Duo 2」を1月11日より日本発売を開始することを発表しました。価格は184,580円から、SIMフリーでマイクロソフト公式ストアやビックカメラやヨドバシカメラなどの家電量販店にて販売されます。
Surface Duo 2は、2020年8月にされた「Surface Duo」の後継モデル。
5.8インチ(1344 x 1892)のディスプレイを2枚搭載した手帳型に折り畳める2画面スマートフォン、ヒンジは360°回転することが可能でディスプレイを広げると8.3インチ(2688 x 1892)になります。
ただし、「Galaxy Z Fold 3」などの折りたたみスマートフォンとは異なり、あくまでも画面を2つ搭載し、折り畳めるというコンセプトになります。そのため、広げた状態ではヒンジ部分がやや目立ち、完全に1つの画面で8.3インチになるわけではありません。
ディスプレイは有機ELを採用し、リフレッシュレートは90Hzに対応。最大輝度は800nit、そしてHDRに対応します。
それぞれの画面で別のアプリを実行することができ、その組み合わせのアプリを保存し、ワンタッチで起動することができます。
また、ディスプレイ3辺はフラットですが、ヒンジ部分に接するディスプレイ1辺のみ側面に向かって湾曲しており、端末を閉じた際に、通知などを確認することができます。
前モデル「Surface Duo」では、「Galaxy Z Fold 3」などの折りたたみスマートフォンとは異なり外側にディスプレイを搭載していないため、通知などを確認する際に一度ディスプレイを開く必要がありました。
しかし、「Surface Duo 2」では上記の機能により、改善されています。アプリ通知の他、着信や音量の操作、充電時にはバッテリー残量は確認することができます。
SoCは、QualcommのハイエンドSoC「Snapdragon 888」を採用し、前モデルでは非対応だった5G通信にも対応。
メモリは8GB、ストレージは128GB/256GB/512GBの3モデルを用意。
リアカメラは、1200万画素のメイン(OIS)+1600万画素の超広角+1200万画素の望遠(OIS)のトリプルカメラ
望遠は2倍光学および最大10倍のデジタルズーム、メインと望遠で機械学習を利用したポートレートモードに対応、動画は最大4K/60fpsまたは最大1080p/240fpsの撮影に対応します。
インカメラは、1200万画素。バッテリー容量は4,449mAhを搭載し、最大23Wの急速充電に対応します。ワイヤレス充電には非対応。
残念ながら、電源アダプターは同梱されません。23Wの純正充電器は税込4,840円の別売りです。
カラーは、ブラックとホワイトの2色を用意
また、 Microsoftの第2世代スタイラスペン「Surfaceスリムペン 2」に対応し、別売りの「Surface Duo 2 ペン カバー」に磁気でくっつけることができます。また、この純正カバーを用いればSurface Duo 2の電源を使ってペンを充電することができます。
「Surfaceスリムペン 2」は紙のような描き心地を再現するためにペン内部に振動ユニットを搭載。使用するペンの種類によってタッチの感触が異なるようです。
Surface スリムペン 2の価格は税込15,950円、Surface Duo 2 ペン カバーの価格は7,920円
その他、Surface Duo 2は、指紋認証(側面)のみの生体認証で顔認証には非対応。SIMスロットはnanoSIM+eSIMのデュアルSIMに対応、ステレオスピーカーを搭載します。OSはAndroid 11を搭載。
筐体サイズは、開いた状態で145.2×184.5×5.5mm、閉じた状態では145.2×92.1×11.0mm。重さは284g。閉じた状態で前モデルより1.1mm厚くなり、34g重くなりました。
価格と対応バンドは下記のとおりです。
- 8GB+128GBモデル:184,580円
- 8GB+256GBモデル:196,680円
- 8GB+512Bモデル:220,880円
- 5G(Sub-6):n1、n2、n3、n5、n7、n20、n25、n28、n38、n41、n66、n71、n77、n78、n79
- 4G(LTE): 1、2、3、4、5、7、8、12、13、14、19、20、25、26、28、29、30、38、39、40、41、42、46、48、66、71