HUAWEIは2018年12月26日にハイスペックでありながら価格を抑えたSIMフリースマートフォン「honor V20」を発表しました。(販売地域により「Honor V20」「Honor View 20」と異なる名前が使われています。)
2017年11月に発表された「honor V10」の後継機となります。
honor V20はHUAWEIハイエンド端末「Mate 20 Pro」(約12万円)と同じSoCであるkirin980を搭載しておりパワフルなパフォーマンスを発揮します。
また、背面に48MPカメラを搭載、前面にはホールパンチカメラといった注目の機能が備わっています。
そんな高性能スマホhonor V20は、約5〜6万円で購入でき、圧倒的なコスパを誇ります。日本未発売ですが、既に世界中で注目を集め2019年のトレンドを作るかもしれないと言われています。
目次
HUAWEI honor V20 を3行でまとめると、、、
- 約5〜6万円なのに12万円のMate 20 Proと同じ「Krin 980」を搭載
- ノッチレスでホールパンチカメラ採用
- 48MPのカメラで3D/ARに対応
HUAWEI honor V20 のファーストインプレッション
honor V20 の基本情報:スペック
価格 | 6GBRAM:2999元〜(約4.8万円〜) 8GBRAM:3499元〜(約5.6万円〜) |
OS | Android 9.0 (Magic UI 2.0.1) |
SoC | Kirin 980 Octa Core 2.6GHz×2+1.92GHz×2+1.8GHz×4 |
RAM | 6GB/8GB |
ROM | 128GB/256GB |
Antutuスコア | 313700 |
ディスプレイ | 6.4 インチ(2310×1080) |
カメラ | アウト:48MP+TOF イン:25MP |
バッテリー | 4000mAh |
カラー | ブルー/レッド/ブラック |
重量 | 180g |
対応バンド | LTE FDD:B1/B3/B4/B5/B6/B8/B19 TD-LTE: B34/B38/B39/B40/B41 (100M,2555MHz~2655MHz) WCDMA: B1/B4/B5/B6/B8/B19 TD-SCDMA: B34/B39 |
honor V20 の付属品
- バッテリー(内蔵)
- クイックガイド
- スーパーチャージ充電器
- 証明書
- Type-Cケーブル
- SIMピン
- TPU保護ケース
- honor プロモーションカード
HUAWEI honor V20 のデザイン
honor V20は前面にホールパンチカメラと呼ばれるディスプレイに穴が空いたような設計でカメラを配置することにより、2018年のトレンドであったノッチを排除し、完全なノッチレスデザインとなっています。この形が2019年のトレンドになるかは、この端末の影響次第かと思います。
また、背面にはカメラと指紋認証センサーを配置し、光沢のあるカラー展開でシンプルかつスタイリッシュなデザインとなっています。
HUAWEI honor V20 の性能
HUAWEI最新SoCのKrin980を搭載
honor V20はHUAWEI最新SoCであるKrin 980を搭載しています。このKrin 980はハイエンドスマホ(約12万円)である「HUAWEI Mate 20 Pro」でも搭載され、従来のKrin 970よりも75%のCPUパフォーマンスUP、58%の電力効率UP、46%のGPUパフォーマンスUP、178%のGPU電力効率UPを実現しています。間違いなく、2019年春夏において世界TOPレベルのSoCであり、高いパフォーマンスを発揮します。 そして、NINE液冷システムも搭載されていて3Dゲームなどを長時間プレイしている際の発熱を抑えられます。
メモリは6GBモデルと8GBモデルがあり、どちらを選んでもメモリ不足で処理性能に困るといことはまいでしょう。
Antutuスコアは31万点超えと非常に高く、30万点超えのスマホの中でも1〜2段階ほど安価な価格設定になっており、コスパもバツグンです。
ホールパンチカメラで真のノッチレスディスプレイ
honor V20はホールパンチカメラを前面に配置することで、従来のスマホのようなカメラ部分のノッチがない画面占有率は非常に高いディスプレイとなっています。ノッチレスディスプレイ+縦長サイズにより、6.4インチの大画面でありながらコンパクトな設計で持ち心地も良くなっています。
トリプルカメラでAIやARに対応
honor V20は、hororシリーズとしては初となる4800万画素カメラを搭載。メインカメラはソニー製イメージセンサー「IMX586」を採用したトリプルカメラ構成となっています。加えて、F値は1.8で暗所の撮影でも高精細な撮影を可能としています。 さらにAIが大きく進化したプロセッサ「Kirin 980」によって撮影シーンや被写体を自動で認識でき、カメラの設定を最適化するためカメラを向けてシャッターボタンを押すだけでベストショットが撮影できます。 そして、注目なのがこの機能
honor V20は3D TOFカメラを搭載しており、深度測定や3D、ARに対応しています。
公式ページにて被写体の動きをトラッキングして、キャラクターの動きとシンクロするイメージ画像が用いられています。
これについては、アプリのシステム次第になる部分も多いので未知数と言えます。
4000mAhの大容量バッテリー
honor V20では4,000mAhのバッテリー容量となっています。充分の容量ですし、Kirin 980によって消費電力が抑えられるのでバッテリーの心配はなさそうです。 大容量バッテリーでは本体の厚さが心配になってきますが8.1mmとそこまで厚くなく、iPhone XS の7.7mmと比較しても0.4mm厚くなる程度です。
まとめ:HUAWEI honor V20は買いか否か
ズバリ、買いです!今まで、パワフルなスペックを持ったハイエンド端末に憧れを持った方は少なくないと思うのですが、ハイエンド端末だと10〜15万円と高価なので購入まで踏み込めなかった方もいるでしょう。
そんな方に、10万円を大きく切る価格で購入できるハイスペック端末、horor V20をオススメしたいです。2018年1月22日、パリでhoror V20のグローバルモデル「HIAWEI honor view 20 」の発売を発表したので、これから世界中で人気を獲得していくのではないかと思います。
日本での使用の場合、グローバルモデルである、「HIAWEI honor view 20 」を選びましょう。現状のところ、日本での発売は未定です。
horor V20 購入ページ
スペックの見方、判断基準については以下の記事をご覧ください。