Honorは8月13日中国にて、同社最新フラグシップ機「Honor Magic 3」シリーズとして「Honor Magic 3」「Honor Magic 3 Pro」「Honor Magic 3 Pro+」を正式発表しました。
Honor Magicシリーズは同社最上位スマートフォンとして位置づけられていますが、前モデル「Honor Magic 2」が発表されたのはHUAWEI傘下時代の2018年10月であり、約3年ぶりの復活となります。
また、これまで無印モデルのみの展開でしたが、本シリーズより無印、Pro、Pro+とHUAWEIのP/ Mateシリーズのように3モデルの展開が行われています。
一方、上位モデルの「Honor Magic 3 Pro」と「Honor Magic 3 Pro+」は「Snapdragon 888+」を搭載します。
Snapdragon 888+は、Snapdragon 888の基本仕様を引き継ぎつつ、CPUクロックやAI処理などを強化した、現行最上位のSoCとなります。
それぞれ、CPUにKryo 680を採用する点は共通ですが、CPUクロックが最大2.84GHzから最大3GHz（実測値：最大2.995GHz）に向上。
また、AIエンジンもHexagon 780で同一ですが、26TOPSから32TOPSへと強化されています。
これまでHonor MagicシリーズにはHUAWEIのKirinが搭載されていましたが、HUAWEIより独立することでQualcommの5Gチップを搭載することが可能となりました。
なお、「Snapdragon 888+」を搭載するスマートフォンは現時点でXiaomiの「Mi MIX 4」と 「Honor Magic 3 Pro」と「Honor Magic 3 Pro+」 の3機種のみとなっています。
6.67インチのOLEDディスプレイを搭載し、解像度は2K(2772×1344)、パンチホールにデュアルインカメラが配置されています。リフレッシュレートは最大120Hzに対応します。
本シリーズは、側面が89°に曲がった湾曲ディスプレイが特徴となっています。
一方、右側面には物理電源ボタンと物理音量ボタンが搭載されています。
※最上位モデル「Honor Magic 3 Pro+」のみ、通常の保護パネルの3倍の強度を持つと言う、「Nano Crystal Shield」が採用されています。
無印は66Wの急速充電のみに対応し、 上位モデルの「Honor Magic 3 Pro」と「Honor Magic 3 Pro+」 は50Wワイヤレス充電とワイヤレス給電にも対応します。
ただし、「Honor Magic 3」がIP54であるのに対し、「Honor Magic 3 Pro」と「Honor Magic 3 Pro+」 はIP68に準拠しています。
具体的には、無印は水の飛沫からの保護に留まりますが、上位モデルは水面下の使用にまで耐えることができます。
Honor Magic 3 Proは、無印のカメラ構成に6400万画素(望遠 90mm F3.5 OIS)を加えたクアッドカメラを搭載し、3.5倍光学、10倍ハイブリッド、最大100倍デジタルズームに対応します。
また、8×8 dTOFセンサーを搭載しており、動いている被写体で素早くフォーカスを合わせることが可能となっています。
Proのカメラ構成から、メインセンサーをSONYの1/1.28インチセンサー「IMX 700」へ、そして超広角が6,400万画素に強化されています。
価格は以下の通りです。（中国とヨーロッパでの価格を記載）
- 8GB+128GB：4,599元（約7.8万円）
- 8GB+256GB：4,999元/€899（約8.5/11.6万円）
価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB：5,999元/€1,099（約10.2/14.2万円）
- 12GB+512GB：6,799元（約11.6万円）
価格は以下の通りです。
- 12GB+512GB：7,999元/€1,499（約13.6/19.4万円）
