Honorは、ミドルレンジスマートフォン「Honor 50」「Honor 50 Pro」「Honor 50 SE」の3機種を正式発表しました。
Honor 50
無印(スタンダード)モデルとなるHonor 50は、6.57インチの有機EL、解像度 FHD+(2340×1080)、75°に湾曲したディスプレイを搭載。リフレッシュレートは最大120Hz、タッチサンプリグレートは最大300Hzに対応していいます。SoCは「Snapdragon 778G」、メモリは8GB/12GB、ストレージは128GB/256GBを搭載します。
Snapdragon 778Gは米Qualcommが、2021年5月に発表した最新ミドルレンジSoCです。Snapdragon 765Gの後継SoCにあたり、製造プロセスはTSMCの6nm、性能はCPU/GPUともに前世代比で最大40%向上しているとのことです。
リアカメラは以前よりリークされたデュアルリングデザインが採用されており、上部のリングにはセンサーサイズ1/1.52型の1億800万画素カメラを搭載し、下部のリングには3つのカメラが搭載されています。
カメラ構成は、1億800万画素メイン(f/1.9)+800万画素超広角(f/2.2)+200万画素深度(f/2.4)+200万画素(f/2.4)のクアッドカメラ
インカメラは3,200万画素を搭載しています。
バッテリー容量は4,300mAh、最大66Wの急速充電に対応
約20分で70%、約45分で100%まで充電することができるとのことです。
Honor 50の価格は以下の通りです。
- 8GB+128GB:2,699元(約46,000円)
- 8GB+256GB:2,999元(約52,000円)
- 12GB+256GB:3,399元(約58,000円)
Honor 50 Pro
上位モデル「Honor 50 Pro」は無印モデルと同じくSoCにSnapdragon 778Gを搭載。主な違いは、ディスプレイの大型化、パンチホールにデュアルインカメラを搭載、バッテリー性能となります。
Honor 50は6.57インチに3200万画素のインカメラを搭載していましたが、Honor 50 Proは6.72インチに大型化、インカメラはパンチホールに3200万画素メイン+1200万画素超広角を搭載しています。
その他、ディスプレイやリアカメラのスペックは同様となります。
また、Honor 50 Proのバッテリー容量は4,000mAhとHonor 50と比較して300mAh減少したものの、最大100Wの急速充電に対応します。
約20分で90%、約25分で100%まで充電することができるとしています。
Honor 50 Proの価格は以下の通りです。
- 8GB+256GB:3,699元(約64,000円)
- 12GB+256GB:3,999元(約69,000円)
Honor 50 SE
Honor 50シリーズ最下位モデルとなるHonor 50 SEはSoCにMediaTekのDimensity 900、メモリは8GB、ストレージは128GB/256GBを搭載Dimensity 900はMediaTekが2021年5月に発表した、同社最上位のミドルレンジSoC
これまで、MediaTekのミドルレンジSoCは、Dimensity 700および800シリーズのラインナップでしたが、新たに追加されたのが、このDimensity 900シリーズです。6nmプロセスで製造されており、5Gに対応。
Honor 50 SEのディスプレイはシリーズ最大の6.78インチ、解像度はFHD+ 2388×1080
ただし、上位モデルは有機EL、湾曲、左上パンチホールという仕様でしたが、Honor 50 SEはLTPS LCD(液晶)、フラット、中央パンチホール(1600万画素)となっています。
また、液晶ディスプレイの採用に伴い、指紋認証は側面に。
カメラ構成は、1億800万画素メイン(f/1.9)+800万画素超広角(f/2.2)+200万画素マクロ(f/2.4)のトリプルカメラ
バッテリー容量は4,000mAh、最大66Wの急速充電に対応しています。
価格は以下の通り。
- 8GB+128GB:2,399元(約41,000円)
- 8GB+256GB:2,699元(約46,000円)
しかし、発表会にてグローバル版の発売を予告。グローバル版にはGMSが搭載されるとのことです。
なお、グローバル版の発売地域に日本は含まれていません。