最近は高齢者・初心者向けのエントリー向けスマホばかりを開発し、もうハイエンドスマホはつくらないといったような空気を醸し出していた富士通。
ついにあの富士通arrowsが本気を出したようです。
5G対応スマホ、arrows 5G(F-51A)が発表されました!
目次
arrows 5Gを3行でまとめると…
- 国内メーカーで唯一、より高速通信が可能なミリ波での5G通信に対応!
- もう熱くならない。Galaxyと同等の熱拡散構造に!
- ゲームのロード時間とはもうおさらば。SmartFASTがすごい!
arrows 5Gのファーストインプレッション
arrows 5Gの基本情報:スペック
価格 | 未定 |
OS | Android 10 |
SoC | Snapdragon 865 |
RAM | 8GB LPDDR5 |
ROM | 128GB UFS3.0 |
Antutuスコア | 約550000点 |
ディスプレイ | 約6.7インチ Quad HD+ 有機EL |
カメラ | アウトカメラ 4800万画素 CMOS 広角 1630万画素 CMOS 超広角 800万画素 CMOS 望遠(光学3倍) インカメラ 3200万画素 CMOS 標準 |
バッテリー | 4070mAh |
Wi-fi | Wi-Fi6 8×8 MU-MIMO対応 |
Bluetooth | v5.1 |
カラー | Navy Black Titanium Silver |
サイズ | 約164×約76×約7.8mm |
重量 | 180g |
防水防塵 | IP68・丸洗い可能 |
接続端子 | Type-C |
イヤホン端子 | なし |
生体認証 | 超音波式画面内指紋認証 |
対応バンド | 5G・4G・3G対応(ドコモ専売) バンド数不明 |
技適認証 | 認証済み |
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arrows 5Gの付属品
- 不明
arrows 5Gのデザイン
arrows 5GはGalaxy S10似のパンチホール有機ELディスプレイとHuawei Mate 30 Pro似の背面カメラデザインとなっています。背面のパネルデザインは、グラデーションカラーにすることで、トレンドを取り入れた美しいデザインになっています。 側面を幅はなんと7.8mmと、Galaxy S20 5Gの7.9mmよりも薄いことがわかります。
また、ディスプレイやフレーム部分が手に馴染みやすいカーブ加工が施されており、大画面でも持ちやすさを確立させています。
arrows 5Gの性能
SoCにはハイエンドなSnapdragon 865を搭載!更に冷却性能を確保。。。
arrows 5Gには米Qualcomm製のハイエンドSoC、Snapdragon 865を搭載しています。Qualcomm社から、ビジュアル・パフォーマンス・オーディオ3つで優秀な端末に与えられるErite Gaming認証を受けているなど端末の性能は非常に期待できます。 また、arrows 5GにはGalaxy S10などにも採用されている「ベイパーチャンパー 」と呼ばれる高効率な熱拡散構造があります。ゲームをしても本体が熱くなりにくく、より高いパフォーマンスが期待できます。
あの頃と違って大きく進歩しましたね。
国内メーカーで唯一、5Gのミリ波通信が可能!
arrows 5Gは5G通信時に、ミリ波(mmWave)と呼ばれる高周波数で高速な電波での通信が可能になっています。現在、このミリ波での通信が可能な5GスマホはGalaxy S20+とこのarrows 5Gのみとなっています。 また、ほぼ全方位に4G、5Gに対応したアンテナが搭載されており、従来よりもより省スペース化、そして強力になっていることがわかります。
国内メーカーではarrows 5Gが唯一ミリ波に対応しているということからも、同社持ち前の通信技術が5Gスマホにも生かされている印象です。
arrows 5G、ゲームからロード時間を消します。
arrows 5Gの便利な機能、SmatFASTでは専用のアプリギャラリーを用いることにより、指紋にて認証後すぐにゲームがプレイできるシステムを搭載しています。これにより、ロード時間をなくして、ゲームがスタートできるようです。
e-スポーツ元年と呼ばれる今、他社に圧倒的な差をあけました。
快適ゲーミング設定でゲーム中も快適!
arrows 5Gにはゲーム中にSoCの高パフォーマンス化などを行う快適ゲーミング設定機能があります。SoCの高パフォーマンス化だけでなく、着信や通知を防止させる機能や、誤タッチ・反応防止の機能もあり、ゲーマーには嬉しいポイントです。
なお、この機能は現在開発中で、今後仕様が変更される可能性があります。 また、arrows 5Gが国内のe-スポーツチーム、「REJECT」から推奨されるなど、日本から世界に通用するハイスペックなスマホに仕上がっていることが期待できます。
arrows 5Gはカメラも本気。AI+Adobe+レーザー+4800万画素含めたトリプルカメラで差をつけろ。
arrows 5Gには4800万画素の広角カメラ、800万画素のズームカメラ、1630万画素の超広角カメラのトリプルレンズカメラを搭載しています。更に、レーザーオートフォーカスセンサーを搭載し、夜間でも正確にピントが合うようになっています。 更に、AIによって最適な写真を自動で撮影する機能や、AdobeのPhotoshopExpressの自動編集機能により、撮影後直ぐに自動で最適な加工がされる機能を搭載されています。 このように、撮影後にプロのような編集・加工もかんたんにできるようになっているのも特徴です。
なお、先程のAdobeのPhotoshopExpressは標準で搭載されています。
arrows、本気出してます。
富士通スマホと言ったらコレ。このスマホも洗えます。
きました。富士通のスマホと言ったらバカ高い防水防塵性能が有名です。このスマホでも、しっかりハンドソープで洗うことができます。
日頃から触っているために汚れているスマホ。キレイに洗浄できるのはとても心強いですよね。
また、ハンドソープで洗えるように、arrows 5GではIPX5・X8等級の防水性能、IP6Xの防振性能をもっています。
公式サイトには、3分間物凄い量の水を被っても、1.5mのところにスマホを沈め、30分放置しても壊れない、
また、超微細な塵埃(じんあい)を8時間浴びさせられても内部に侵入しないという物凄い強力な防水防塵性能になっています。
更に、お風呂に持っていっても条件さえ守れば壊れないようです。
お風呂で映画鑑賞なんてことも出来る、、、お風呂がより心地よくなりますね。
まとめ:7月発売予定arrows 5G。今後に期待。
過去に富士通が販売したスマートフォンにはどうしようもない致命的な問題が山ほどありました。しかし、適切な対応ができなかった同社は日本で売上2位だったスマホメーカーから陥落、現在も一定のシェア率はあるものの、高齢であまりアクティブでないユーザー層ばかり。こうした中発表されたarrows 5G。個人的にはまさかと思うほど本当にびっくりしました。
今回のこのarrows 5Gはe-スポーツ+5Gを全面的に出したハイスペックスマホとなっており、スペックや性能だけで見れば若者のみならず、様々な年齢層にピッタリなスマホです。
しかし、私達が気になるお値段は今現在わかっていません。
性能と価格が見合っているスマホであることを期待しています。
なお発売は今年7月以降を予定しているとのことです。
公式サイト(1)(2)