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スマートフォン

au/docomo/Softbankのキャリアショップにて端末のみでお得にスマホを購入する方法


投稿日:2020年9月20日 更新日:


今回はキャリアショップでもスマホだけ買えるの?
なんて声を聴いたのでキャリアショップにて端末のみの購入した手順をまとめてみました。

今回買ったものはこちら

Softbank AQUOS Zero 2 906SH

Snapdragon 855に120Hz OLEDを採用しているハイエンドモデルです。

このスマホが価格改定で税込み21,984円で買えることから話題となっています。

端末のみの購入とは?

従来はキャリアでスマホを買うときはほぼ必ず「プラン契約」をしなければなりませんでした。

その分、値段が安いモデルや独自のデザインやカラーリングの端末があっても「本体のみ」で買うことはできず、本体だけで欲しい場合は白ロムショップと呼ばれる場所やオークションなどで購入するしか方法はありませんでした。

昨年の法改正でキャリア端末も単体で購入できるようになり、いわゆる「移動機物品購入」という形で購入することが可能になりました。

購入方法

この移動機物品購入はキャリアのオンラインショップではできないものになっています。
※楽天モバイルや一部MVNOではオンラインショップでの購入が可能。
そのため、端末単体での購入の場合はキャリアショップにて手続きが必須になります。 購入の流れとしては
  1. 最寄りのキャリアショップに電話し、在庫があるか確認する
    店頭にない場合は取り寄せてもらう。
  2. 在庫がある場合は店舗の対応予約をする。
    (予約なしでも行けますが、長時間待たせられる可能性があります。)
  3. 店頭に出向き、必要事項を確認の上購入する。
  4. 購入後、そのままSIMロック解除の手続きを行う。
以上がざっくりした買い方になります。

購入に必要なもの

購入時に必要なものは以下の2つです。

  • 現金、クレジットカード
  • 身分証明書
一般的な量販店と異なるのは購入するのに「身分証明証」が必要な点です。
これは一括、分割。支払い方法を問わず必要となります。

証明書では「運転免許証」「マイナンバーカード」「住民票」「在留カード」などで可能です。

また、クレジットカード払いの場合は「店頭ではほぼ強制的に分割での購入」となり、後々に機種料金一括清算の手続きをする必要があります。

SIMロックの解除について

こちらも一括購入、クレジットでの分割払いの場合は即日SIMロックが解除できるものになっています。

基本的に店頭での手続きとなるため、購入時に一緒に解除してもらうのが良いでしょう。

支払い方法が「口座振り込み」の場合は即日解除はできず、いわゆる101日ルールが適用となりますので注意が必要です。

特にSoftbankさんはオンラインのSIMロック解除ができないので、必ず店頭での解除が必須となります。

端末購入時以外にこの手続きを行うと税込み3,300円の手数料が発生します。(支払い方法は現金のみ)

購入時は合わせて解除してもらいましょう。

支払い方法変更、料金確認について

この移動機物品販売の場合、既に購入したキャリアで契約してる場合はその電話番号で登録した「別の端末」という扱いにすることができるので、その場合は現在使用中の番号にて契約内容を確認できます。

ただ、契約を持ってないユーザーが購入した場合、電話番号が付与されていない関係上、各キャリアサービスにログインできないものになります。

そのため、Softbankさんでは「端末管理番号」と呼ばれるものを発行し、これが電話番号かわりとしてMySoftbankにアクセスできるようになっています。

これはdocomoさんやauさんなどでも変わらないと思います。

購入のハードルがやや高い

筆者は過去に移動機物品購入で5台ほどスマホを買いましたが、確かにネット通販や量販店などでの店頭購入に比べると時間も手間もかかります。

これは3キャリアさんどこでも変わりませんでした。

  • 店舗に出向いても手続き必須で即買えない点
  • 気軽にレジで購入するような流れで買えない点
  • オンラインで購入できない点


と言った消費者にとって買いやすいとは言えないのが現状と言えます。

その上で出向いたところで身分証明書が必要だったり、店舗によっては数十分待たせられることもあります。

そのようなことから敬遠されたり、そもそも「買いにくい」と感じられる方も多いと思います。

それでも事前に予約していたり、端末のみでの購入という要件を伝えた上で行けばスムーズに対応してくれます。

今回筆者が購入したときは事前に電話にて連絡し、ショップにも予約を入れていたので特に待たされることも無く購入手続きができました。

購入にかかった時間は10分程度でしょうか。

契約だと数時間かかったりもするイメージがありますが、予約さえしてあればさほど時間はかかりません。

飛び込みで買うこともできなくはないですが、人気機種の場合は数十店舗に在庫の問い合わせしたり移動で労力がかかります。

都市部でも路線沿線をしらみつぶしにしたり、地方では端末を買いに100kmほど移動するなんてザラです。

そのため、最寄り店舗に連絡→在庫確保または取り寄せの確約をしておくのが一番確実です。

移動機物品販売で買った端末の注意点

注意点としては基本的にキャリアの故障、紛失保証サービスなどを適用することができません。
量販店さんの購入なら店舗の保証を付けられないこともないですが、適応外の例もあり高額な端末でのトラブルが怖いところです。

そのため、長く使う場合はケースなどで保護するか別途保険等に加入するとよいでしょう。

話題機で起こったトラブルとか

今回のAQUOS Zero 2に関しては話題の高さもあって多くの方が殺到した結果、Twitter上での報告では以下のことが起こりました。

・本体料金とは別の手数料が取られる。(いわゆる頭金や事務手数料)

・確保してもらった在庫が「端末のみで欲しい」と伝えたら在庫が無くなる。

・端末のみで購入しようとしたら「謎の審査」によって落とされ購入できない。
と言った購入できない。料金が上乗せされると言ったトラブルが多かったです。

実際、筆者もこの手のものを幾度か経験しましたが、これにはちゃんと理由があります。

理由がわかればこのトラブルで起こった対応の全てを否定しきれませんし、無茶苦茶な対応もまぁ容認できるところです。

これには移動機物品販売で店頭に残る利益が非常に少ないことが挙げられます。
店頭の利益確保のためにも契約込みのプランを提案したり、頭金など言った形で手数料を上乗せしてきたのでしょう。

その強硬策が「突然在庫が消える」だと思いますね。
回線契約してくれない客には売らないというものですかね。

その結果として実質的な購入制限を課していたのかもしれません。

移動機物品購入でお得に買える端末

探してみても意外とこれが少ないですね。

例えばGoogle Pixel 4aでは以下のようになります。

Google直販 42,800円
Softbank 49,600円


この場合は明らかにGoogleにて買ったほうがお得なことが分かります。
ただ、乗り換えや下取りを利用して割引を受ける場合はその限りではありません。


それでは端末単体で買うとお得な端末を書いてみました。

Docomo Huawei P30 Pro HW-02K

こちらは価格改定で48,312円で購入が可能です。

カメラに特化した機種であるが、その実力は現時点においても健在な機種となります。

日本版ではFeliCaを搭載しており、おサイフケータイなどのIC決済が使えるのが利点となります。

惜しい点と言えばメモリは6GBでOSのアップデートが打ち切られている点。
ドコモのアプリがごりごりに入っているという難点はありますが、それ以外はグローバル版と変わらないものとなります。

参考までにグローバル版の新品は6万円前後となります。
輸入するより安いですし、何ならP30の国内販売価格よりも安いです。

au OPPO Find X2 Pro OPG01

今年発売のハイエンド機です。5G対応で光学5望遠で撮影ができるカメラ
メモリ12GBのストレージ512GBという最上位仕様ながら、お値段は92,040円とびっくりなお値段。

国内版では削減されがちな付属品もしっかりついてくる点や、一切の妥協のないスペックが好評と言えます。

また、SIMロック解除すると実質的なグローバル版とほぼ同等のバンドをつかむ仕様となっています。

難点は現時点ではau以外の5G回線が使えない点。
FeliCaなどの日本独自機能がない点でしょうかね。

参考までに先行販売された中国での価格は同じ構成で約13万円となります。

これも輸入するより安いですね。

Softbank LG G8X ThinQ 901LG

韓国でリリースされているLG V50sの日本版となります。
昨年末に話題となった2画面スマホです。 5G回線には非対応、スペックもメモリ6GBのストレージ128GBにダウングレードしている点はありますが、FeliCaといった国内向け機能にしっかり対応しています。

そして何よりお値段が衝撃の55,400円 しかもこれは本国ではオプションのデュアルドックを付属してのお値段です。
いくら機能やメモリ。ストレージがダウングレードされたモデルといえど、本国の実質半額という恐ろしい値段になっています。

変態的機能で話題となったモデルですが、FeliCa搭載で単体でもしっかり使えるモデルでしたので普通に考えてもお得なハイエンドでもあったのです。

難点は対応バンドがSoftbank以外では使いにくい点でしょうか。
参考までに韓国版のLG V50sのお値段は約12万円ほどでした。

日本においてはV50sの中古よりもG8Xの値段が高騰する逆転現象が起こっています。

Softbank SONY Xperia 1 802SO

昨年リリースのSONY Xperiaのフラッグシップになります。
21:9 4K OLEDパネル、高いエンタメ機能で話題になった1台です。

こちらも10万円ほどの価格設定のものが、この4月くらいから大手中古販売店には未使用品が多く出回り4万円前後で販売される事態となりました。 消費者としてはうれしいところですが、こちらは「キャリアが値下げした」ものではないので上記のものとは少し特性が違うものになります。
そのため、移動機物品販売ではこの価格では買えません。ショップによって多少の値段差もあります。 それでも人気度の高いハイエンド機がお手ごろな価格で手に入るのは嬉しいですね。

参考までにこの秋に日本でも発売のSIMフリー版は79,000円+税です。

シングルSIMでストレージ半減ですが、値段も半額ですからね。悩みどころです。

Softbank SHARP AQUOS Zero 2 906SH

今年1月に発売されたシャープのハイエンドになります。

世界最軽量、世界初の黒フレーム挿入による疑似240Hz駆動のOLEDと言った意欲的な機能を盛り込んだハイエンド機になります。

当初のお値段は10万円近いものでしたが、先週よりSoftbankさんの大幅値引きが入りお値段はなんと 21,984円

いやいや。エントリークラスで最強コスパのRedmi Note 9sもびっくりの価格設定になりました。

この値段を見たスマホ愛好家が多く飛びつき近年では稀にみる好況な状況になりました。

こちらは日本向け機能はばっちり対応している上に、他社のバンドも問題なくつかめる仕様となっています。

電池持ちが悪いとか、耐久性が未知数と不安な点はありますが、まだ買えるみたいですので興味のある方は探してみてはいかがでしょうか。

ちなみにdocomoさんでは87,912円にて販売されています。

最後に

今回ご紹介したの移動機物品販売は時にお得に端末が変える手段な反面、現時点では手軽に購入できる手段とは言えないものになっています。

もしお手持ちのMVNO回線にてキャリアの魅力的な端末が使いたい!という場合はぜひこの買い方をしてみると良いでしょう。


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