
今回は、これまで取り扱ってこなかった「Blackview」というメーカーの超エントリーグレードの端末の紹介になります。価格は80ドルと非常に攻めた値段になっています。たしかに指紋認証や他にも現実的にカットしても大丈夫な所もカットしていますが、そこはダメだろうというところもコストカットしていたり、、今回はそんなBlackviewのA30という機種をレビューしていきます。
目次
Blackview A30を3行でまとめると、、、
・80ドル(9000円)で買えてしまう超激安スマホ・Uノッチディスプレイにデュアルカメラはなんとか採用
・スペックに関しては一般的な中華ミドル~エントリの中間
Blackview A30のファーストインプレッション

ディスプレイのサイズとしては5.5インチのものを搭載しており、背面はガラスや金属ではなく合成素材を使ったエントリーグレーらしい仕上げとなっています。
基本情報
価格 | 80USD(約9,000円) |
RAM/ROM | 2GB/16GB |
SoC | MediaTek MT6580A |
OS | Android 8.1 Oreo |
バッテリー容量 | 2,500mAh |
Antutuスコア | 21500 |
カラー | ブラック/ゴールド/ブルー |
重量 | 140g |
対応バンド | GSM 850/900/1800/1900MHz WCDMA 900/2100MHz |
対応バンドGSM、WCDMAのみの対応となっているので、LTE、4G回線を使うことができなくなっています。これは国内利用を想定しているケースでは致命的な欠点と言えます。まあ、LTE対応をなくすことで芋つる式にCPUのグレードも下げることができるので、それゆえのこのコスパの高さとなっているものだと思われますが、流石にこれは対応バンドが少なくすぎてに日常利用は非常に厳しくなっていると言わざるを得ません。
スペックの読み方、判断基準についてはこちら
Blackview A30の付属品
↑開封動画 Blackview A30の付属品としては、取り扱い説明書、microUSBケーブル、ACアダプタ、有色ケースとなっています。この価格帯のスマホですので、ケーブルはMicro USBで当然ですね。中華スマホの付属品としては非常に標準的な構成となっています。Blackview A30のデザイン

製品を参考にすれば、かつてのipod touch 4gと呼ばれる初めてRetinaディスプレイが搭載されたモデルではベゼルの境界がどこかわからないくらい画面自体が黒く、どこか先進的なイメージを持たせるところがありました。しかし今回のBlackview A30のディスプレイは、ディスプレイそもそものカラーがあまり黒くないため、画面が点灯していない時に、ベゼルと画面の境界が非常にわかりやすくなっています。気にならない方はいいかもしれませんが、そこが気になってしまうという方も多いと思われますので、それは事前に確認しておきましょう。
Blackview A30の性能
指紋認証には対応していないものの、顔認証には対応

前面に5MP、背面に8MPのデュアルカメラを搭載

背面カメラは標準的な画質となっていますが、全面カメラに関しては5MPとなっていますので、そこまで低いわけではありませんので、セルフィー等であれば普通に使えるのではないでしょうか。
↓Blackview A30で撮影されたサンプル映像になります。予想していたよりかはそれなりにいい写真が撮れていました。参考にご覧ください。
1日は持つ?バッテリー容量は2500mAh

ギリギリ日常利用なら使えるレベルのスペック

↓Blackview A30でゲームをしている参考動画。PUBGのかわりにRules of Survivalを後半でプレイしていますが、当然カクカクですがプレイできない!というレベルではないようです。