Nubiaは、最新ゲーミングスマートフォン「Red Magic 7」を2月に発表することをアナウンスしています。
そして、新たにスマートフォン業界で初となる4つの項目があることを明らかにしました。
その4つの項目は、「100%」「165」「1101769」「41279」の数字で示されています。これが何の数字であるのかは、明らかにされていませんが予想して楽しむことにしましょう。
まず、分かりやすいのが「1101769」で、これはRed Magic 7のAntutuスコアでしょう。
Red Magic 7は、最新SoCのSnapdragon 8 Gen 1を搭載することが明らかになっており、同SoCを搭載するスマートフォンのAntutuスコアは100万点付近となっています。
例えば、「moto edge X30」が106万点、「Xiaomi 12 Pro」が107万点といずれも発表会にてメーカー公表のAntutuスコアが明かされています。
僅かに上回る程度ですが、Red Magic 7の110万点超えは、その他のSnapdragon 8 Gen 1搭載機を超える歴代最高のAntutuスコアとなります。
次に、「165」はRed Magic 7が165Wの急速充電に対応することを示しているのでしょう。
以前より中国の認証機関TENAAなどの認証情報から同端末が165W充電であることが明らかになっています。
また、有名リーカーの数码闲聊站氏はWeiboにて165W電源アダプターの実機写真を公開しています。
MacBook ProなどのノートPCに用いられる電源アダプターに匹敵する大きさであることが伺えます。
Red Magic 7は、4400mAhのバッテリー容量を搭載します。そして、165W急速充電では僅か5分で50%まで充電することができると伝えられています。
また、現時点で商用化されている最速の急速充電は120Wであり、Nubiaはこれを大きく上回ることとなります。
(※OPPOが125W急速充電技術およびXiaomiが200W急速充電技術を発表済みですが、未だに搭載端末は無し。)
これは難しいですが、筆者はRed Magic 7に搭載される冷却機構(放熱版)の総冷却面積であると予想します。
5桁で中途半端な数字と言うと、それしか思い浮かびません。
参考までに、「realme GT2 Pro」が36,761㎟、「OnePlus 10 Pro」が34,119㎟であることがメーカー公表で明らかになっています。
仮に、Red Magic 7の総冷却面積が41,279㎟と仮定した場合、他のSnapdragon 8 Gen 1搭載機を大きく上回り、業界最大の冷却面積となります。
単純な総冷却面積だけで冷却性能を評価することはできませんが、Snapdragon 8 Gen 1の爆熱を何とかしてくれるのではないかと期待感が募ります。
最後に「100%」という数字。
これは、最も予想し難く自信のある回答が思い浮かびません。
安直に考えれば、画面専有率100%のフルスクリーンディスプレイの搭載ですが、Red Magic 7がゲーミングスマートフォンであることを踏まえるとそれは難しいでしょう。
画面内インカメラはカメラ部分の画素密度が低く、ゲームの描画を妨げます。
側面に向かって湾曲したディスプレイを搭載しても、ゲームのプレイを妨げます。(※ゲーミングスマートフォンはフラットディスプレイが通例)
こうなると、ポップアップ(昇降式)インカメラの搭載かインカメラの非搭載ですが、現実的ではないでしょう。
ここで敢えて答えを出すとしたらDCI-P3の色域のカバー率が100%でしょうか。。。。
皆さんは何だと思いますか?
発表前からワクワクとさせてくれるRed Magic 7。同端末は2月中に発表される予定です。
また、早くも日本の「技適」を取得しており、日本発売が予想されています。