vivoは2020年11月19日、「Origin OS」を正式発表しました。
同社はこれまで「Funtouch OS」をインストールしたスマートフォンを出荷してきましたが、今後は「Origin OS」をインストールして出荷する模様です。
また、既存端末へのアップデートも順次行っていきます。
同社によると、Origin OSはゼロから開発されており既存のFuntouch OSとは全く異なるカスタムROMとなっているとのこと。
ホーム画面で「Klotski Grid」と呼ばれる形式でアプリやウィジェットを正方形や長方形など自由な形でパズルのように配置することができます。
また、ホーム画面では「Nano Alerts」と呼ばれるウィジェットも配置可能
Nano Alertsとは、常に更新されるウィジェットのことで、天気、交通情報などを表示させることができます。
この「Nano Alerts」はAndroidの常時表示機能「Always-OnDisplay」にも配置が可能です。
さらに、Origin OSは、雲や雨などの気象情報をライブ壁紙として設定できるようです。
同社によると、雲の形や大きさなどを数千の異なる地域からデータを収集しており、地域によって各ユーザーに表示されるライブ壁紙は天気や雲の移動速度などが異なるようです。
その他、花の開花過程をタイムラプスで表示するライブ壁紙も追加したとのこと。
また、Origin OSは以前のFuntouch OSよりもメモリを消費しないため、スマートフォンの動作を軽くすると主張されています。
Origin OSの更新スケジュールは以下の通りです。
2020年1月末
- vivo NEX 3S
- vivo X50 Pro+
- vivo X50 Pro
- vivo X50
- vivo S7
- vivo iQOO 5 Pro
- vivo iQOO 5
- vivo iQOO 3
- vivo iQOO Pro
- vivo iQOO
- vivo iQOO Neo3
- vivo NEX 3/vivo NEX 3 5G
- vivo X30 Pro
- vivo X30
- vivo iQOO Neo
- vivo iQOO Neo 855
- vivo X27 Pro
- vivo X27
- vivo S6
- vivo S5
- vivo S1 Pro
- vivo S1
- vivo Z6
- vivo Z5x
- vivo Z5i
- vivo Z5
- vivo iQOO Z1x
- vivo iQOO Z1
- vivo NEX Dual Display
- vivo NEX S
- vivo NEX A
Origin OSは、ホーム画面の雰囲気がiOS 14にやや似ていますね。
以前のFuntouch OSは他メーカーと比較して、クセのあるカスタムROMでしたが、今後は初めてvivo端末を使用するユーザーでも直感的な操作で使いやすくなることでしょう。