ウクライナ副首相ミハイロ・フェドロフ（Mykhailo Fedorov）氏は、AppleのCEO ティム・クック（Tim Cook）氏に対し、ロシアでの製品およびサービスの提供を停止するように要請しました。
また、ここで言うサービスにはApp Storeも含まれており、ロシア国内から同アプリストアへのアクセスをブロックするように呼びかけています。
ミハイロ・フェドロフ氏は、元IT起業家で前大統領府補佐官（IT担当）を経て、現在は副首相とデジタル転換相を兼任しています。
ITおよびデジタルへの知見の高い同氏は、「テクノロジーは戦車やミサイルに対する最良の答えになる」との見解を示し、「そのような行動がロシアの若者を中心に、不名誉な軍事侵略を積極的に阻止する動機を与えると確信しています。」と述べています。
ロシアでも人気の高い、iPhoneを含むApple製品の利便性を下げることで、軍事侵攻を阻止する世論をロシア国内に喚起したい狙いがあるとみられています。
ただし、Appleはウクライナからの要請に対して未だコメントは行っていません。
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