JEDEC(半導体技術協会)は新たなストレージ規格、UFS 3.1を発表しました。
スマートフォンに搭載される内蔵ストレージには規格があります。
数年前まではeMMCが採用されていましたが、現在では転送速度の早いUFSが採用されることが多いです。
そして、UFSの中にはさらに細かいバージョンが存在します。
2020年2月現在の一般的なスマートフォンに採用される規格が「UFS 2.1」
OnePlus 7T ProやRealme X2 Pro(上位モデル)、ROG Phone 2などの一部のフラグシップモデルのみで採用されている規格が「UFS 3.0」
JEDECのプレスリリースによると、UFS 3.1には以下の3つの新技術が採用されています。
- Write Booster:書き込み速度を向上させる
- DeepSleep:不要な電力消費を抑える
- Performance Throttling Notification:発熱によりパフォーマンスが低下した際に通知を行う
しかし、UFS 2.1とUFS 3.0のような大きな差は生じないようです。
新バージョンであるUFS 3.1は早くも2020年前半にはスマートフォンに搭載されると見られています。
最有力候補として、OnePlus 8シリーズやGalaxy Note 20シリーズの名前が上がっています。
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