Samsung傘下のディスプレイ部門、Samsung Displayは同社公式ブログ「삼성디스플레이 뉴스룸 (サムスンディスプレイニュースルーム)」にて未来の折りたたみスマートフォンのイラストを公開しました。
一つ目が上記のスケッチ
ボールペンほどの大きさのシリンダーからOLEDディスプレイを引っ張り出してタブレットのように使用しています。
最近OPPOが発表したコンセプトモデルに似ていますが、「OPPO X 2021」は6.7インチから7.4インチでの可変で最小でも6.7インチディスプレイとなります。
一方、Samsungのスケッチはディスプレイ全てをシリンダーに収納するようなデザインです。
LGが発表した巻き取りテレビ「LG SIGNATURE OLED R(モデルRX)」を彷彿とさせます。
ちなみに、LG SIGNATURE OLED R(モデルRX)は2020年10月に韓国の家電量販店で販売が開始されましたが価格は1億ウォン(約941万円)です。
ただでさえ高価な折りたたみスマートフォンですが、巻き取り式となれば一段と高額となることでしょう。
そして、2つ目がこちら。
折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 2」の似ていますが、上記はZ字型の三つ折りスマートフォンとなっています。
Galaxy Z Fold 2は、メインモニター(開いた状態)が7.6インチ、サブモニター(閉じた状態)が6.2インチです。
仮に三つ折りとなればメインモニターが9~10インチになることが想定されます。
ただし、現実的なことを考えると筐体の重量化(Z Fold 2は282g)、
ヒンジが2つになったことでの耐久性の懸念などが挙げられます。
とは言え、今回公開されたスケッチは非公式なモノではなくSamsung Display公式が公開したことに意味があります。
2021年中の発表は期待できなくとも、長期的な計画の一つとして構想を進めているのかもしれません。
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