OPPOは深センにて開催されたイベント「OPPO INNO Day 2020」にて画面サイズを変更できるコンセプトスマートフォン「OPPO X 2021」を正式発表しました。
ローラブルディスプレイ技術を使用し、ディスプレイを内部に巻き取ることで画面の大きさを拡大・縮小することが可能です。
例えば、再生する動画のアスペクト比に合わせて画面サイズを調整する使い方なども想定されます。
折りたたみスマートフォンは、ディスプレイ折り曲げ部分の耐久性が懸念されていますが、巻き取りディスプレイではその心配もありません。
また、折りたたみだと筐体の厚さや重量が増しますが、巻き取りディスプレイだと曲げるのはディスプレイのみ。そのため、筐体の厚さや重量も抑えられます。
OPPOによるとOPPO X 2021の巻き取り機構に12の特許、プロジェクト全体で122の特許を取得したとのこと。
コンセプトモデル「vivo APEX」が実際に「vivo NEX」として製品化された例もあるように、製品化への期待も残ります。
一方、韓国メーカーのLGも巻き取りディスプレイを採用したスマートフォンを開発しているとの噂もあります。
現時点では、発売計画はない模様です。
