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【悲報】Qualcomm、「Snapdragon 8 Gen1+」の発表を2022年下半期に延期か


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Qualcommは今月中にも次期ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen 1+」を発表すると噂されていましたが、新たな情報によると発表時期を2022年下半期に延期したと伝えられています。

数々の的中実績を持つ著名リーカーの数码闲聊站 氏は、中国にてCOVID-19の感染が広がっていることを理由にSnapdragon 8 Gen1 +の発表が2022年下半期に延期されたと伝えています。

中国ではCOVID-19の流行を抑えるために厳しいロックダウンが継続されています。この自由な往来制限により半導体メーカーは一部部品の調達が困難になっています。

これについては以前より問題視されており、HUAWEIのコーシューマー事業部 CEOの余承東氏は4月中旬に微信にて「ロックダウンによりハイテク工場の操業停止が続けば、中国全土で5月以降は生産を完全に停止せざるを得ない状況にある。」と見通しを述べており、スマートフォンおよびスマートカー事業に「甚大な経済損失を与えることになる」と語っていました。

つまり、ロックダウン下にある半導体工場の操業停止が続いていることで、その他の地域の工場も部品を調達することができず中国全土のサプライチェーンに影響を与えているとのことです。

延期の情報はQualcommの公式声明ではないものの、中国の現状を踏まえると十分な生産が行えないまま次期ハイエンドSoC「Snapdragon 8 Gen1+」の発表を行うのは得策ではないと同社が考えるのも納得できます。

これまでのリーク情報では、モトローラの次期フラグシップ機「motorola Edge 30 Ultra」がSnapdragon 8 Gen1+を搭載する最初のスマートフォンになると伝えられていました。
また、Samsungの次期折りたたみスマートフォン「Galaxy Z Fold 4」および「Galaxy Z Flip 4」もSnapdragon 8 Gen1+を搭載すると伝えられています。

しかし、Snapdragon 8 Gen1+の発表が2022年下半期に延期されたことにより、スマートフォンそのものの発表も延期される可能性が高そうです。

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