OPPOは8月3日、同社公式Weiboにて「明日(8月4日)に第2世代 画面下インカメラ技術」を発表することを明らかにしました。
これまでリーク情報もほとんど報じられなかったOPPOの画面下インカメラ技術、そして翌日(8月4日)に発表を行うとの突然のアナウンスに驚きが隠せません。
OPPOの「第2世代 画面下インカメラ技術」が遂に発表されるわけですが、第1世代について振り返ってみましょう。
OPPOは2019年6月に開催されたMWC 上海にて、同社初となる「第1世代 画面下インカメラ技術」を披露しました。当時のプレスリリースにて、「この技術が搭載されるスマートフォンが近い将来に発売される。」と同社は述べていましたが、 その後の追加アナウンスは行われず、結局2年を過ぎても商用化されることはなく多くの人の記憶から消えていたことでしょう。
一方、その間には画面下インカメラ技術で業界をリードするZTEが2020年9月に世界初の画面下インカメラ搭載の「ZTE Axon 20 5G」を発表、そして2021年7月には同社 第2世代 画面下インカメラ技術を搭載する「ZTE Axon 30 5G」が発表しています。
どうやらOPPOは商用化こそZTEに遅れを取ったものの、 秘密裏に2年以上もの月日を費やして次世代技術の開発に注力していた模様です。
OPPO中国の社長 刘波Bobee氏は、OPPO公式アカウントがMWC上海での2年前の投稿を引用するかたちで、「(この日から)2年以上かかってしまったことを引き合いに出して、遂に明日発表できることを喜んでいる様子です。
未だ未完成と謳われることの多い、「画面下インカメラ技術」ですが、OPPOがどれほどの完成度で仕上げてくるのか非常に楽しみです。
OPPOは次期フラグシップ機「OPPO Find X4」シリーズにて独自ISP(画像処理プロセッサ)を搭載すると噂されていますが、画面下インカメラの搭載も重なれば次期Find Xシリーズへの期待は増々高まるばかりです。
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