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ZTE スマートフォン

【第2世代 画面下インカメラ】ZTE Axon 30 5Gが発表!Snapdragon 870搭載、約3.7万円


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ZTE Axon 30 5G

ZTEは中国にて第2世代となるアンダーディスプレイカメラ搭載の「ZTE Axon 30 5G」を正式発表しました。

同社は昨年9月に世界初となる画面下インカメラ搭載の「ZTE Axon 20 5G」を発表していますが、その後継モデルかつ次世代の 画面下インカメラ技術が採用されています。

「ZTE Axon 30 5G」 は、6.92インチのAMOLEDディスプレイを搭載。 アスペクト比は、やや縦長の20.5:9、解像度はFHD+ 2460×1080。
また、120Hzのリフレッシュレートおよび360Hzのタッチサンプリングレートに加え、100% DCI-P3、10bitにも対応します。

「ZTE Axon 30 5G」の最大の特徴は、ノッチでもパンチホールでもなくインカメラを画面下に埋め込むことで実現したフルスクリーンディスプレイです。

前モデル「Axon 20 5G」、それをベースモデルとした楽天モバイル専売機「Rakuten BIG」のインカメラ部分の画面密度は200PPIでしたが、最新モデルでは400PPIと2倍に向上しています。画素数は1600万画素。

そのおかげで、インカメラ部分の解像度も高くなり、上記の画像のようにインカメラ部分の描画が高精細になっています。



ただし、インカメラでの撮影性能も気になるところです。インカメラがディスプレイ下に埋め込まれているため光が取り込みにくく通常のスマートフォンと比較してセルフィー撮影の画質が落ちることは織り込み済みですが、第2世代ではどれほど改善されたのでしょうか。


ちなみに、カメラ性能を評価する第3者機関「DxOMark」にて前モデル 「Axon 20 5G」 のインカメラは歴代の調査端末の中でワースト2位の酷評を受けています。

SoCにQualcommの「Snapdragon 870」、メモリ6/8/12GB(LPDDR5)、ストレージは128/256GB(UFS3.1、MicroSD対応 最大2TB)を搭載

前モデル「ZTE Axon 20 5G」はSoCに「Snapdragon 765G」を搭載したミドルレンジスマートフォンでしたが、最新モデル「ZTE Axon 30 5G」ではQualcommの800番台「Snapdragon 870」を搭載したハイエンド仕様へ変更されています。

前世代比で、CPU性能は190%向上、GPU性能は330%向上しているとのこと。

リアカメラはメイン6400万画素(IMX682)、超広角800万画素、マクロ500万画素、深度200万画素のクアッドカメラを搭載します。

バッテリー容量は4,200mAh、最大55Wの急速充電に対応します。

接続端子はUSB Type-C、イヤホン端子は非搭載、生体認証は画面内指紋認証にのみ対応し、顔認証には非対応。
今年2月に中国上海にて開催されたMWC 2021にてZTEは「第2世代画面下インカメラ」と同時に「画面下3D顔認証」を発表しましたが、顔認証の本機での搭載は残念ながら見送られたようです。

ZTE Axon 30 5Gの筐体サイズは170.2 ×77.8 × 7.8 mm、重量は189g
6.92インチと言う、7インチ近い画面サイズにしては比較的厚さと重さが抑えられた筐体となっています。

カラーは、水色グラデーション、ブラック、ブラウンレザー、そして冠军版(ホワイトに五輪色ストライプ)の4色を展開します。

中国では8月発売、なおグローバル版も近日発売予定と発表会にて明らかにされています

価格は以下のとおりです。

  • 6GB+128GB:2,198元(約37,000円)
  • 8GB+128GB:2,498元(約42,000円)
  • 8GB+256GB:2,798元(約47,000円)
  • 12GB+256GB:3,098元(約52,000円)
ちなみに、ミドルレンジだった前モデルからハイエンド仕様に変更されたものの、価格は前モデルと据え置きとなっています。

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