ユーザー登録(無料)
ログイン

ニュース

OnePlus、「OxygenOS 12」にてパフォーマンス制限を有効化/無効化できる機能を実装


投稿日:

OnePlus 9

2週間ほど前にOnePlusが「OnePlus 9」および「OnePlsu 9 Pro」にて一部のアプリにパフォーマンス制限が施されていることが問題視されました。同社はパフォーマンス制限を認めたものの、バッテリー持ちの改善(最適化)を目的としたものでありユーザー体験を重視した施策であるとしています。

しかし、ベンチマークアプリ「Geekbench」からは不正と指摘され同プラットフォームから削除される事態に。そして告知なしパフォーマンス制限が行われていたためユーザーからの不満が相次ぎました。


OnePlsuはこれに対応するかたちで、OxygenOS 12のアップデートにて同機能を有効にするか無効にするか選択できるようにする予定であると明らかにしました。

また、米メディアAndroid Policeの取材に対し、OnePlusは上記の2機種以外にも「OnePlus 9R」「OnePlus Nord 2 5G」でも同様のパフォーマンス制限が行われていることを認めました。

つまり、OnePlus 9シリーズなどのフラグシップ機だけでなく、ミドルレンジも含め今後の同社のスマートフォン全てにパフォーマンス制限が行われることが濃厚です。


ただし、先述のように「OxygenOS 12」の新機能にて同機能をユーザーの任意で有効または無効にすることができます。
Googleは次期OS「Android 12」の正式版を2021年秋にリリース予定としており、その後少なくとも2021年冬にはOnePlusも「OxygenOS 12」をリリースすることでしょう。

ユーザーからのフィードバックを受けて改善することは評価できますが、ユーザーへの告知なしにパフォーマンス制限を行っていたこと、すぐの修正ではなくOxygenOS 12」のアップデートを待つ必要があることは、不満が残るかもしれません。

同社が強行したバッテリー持ちの改善(最適化)のためのパフォーマンス制限。むしろ、どれほど効果があるのか有効化と無効化を切り替えて試してみたいところです。

source(1)
スポンサーリンク