MediaTekは既に5G対応モデムを搭載したモバイルチップセット「Helio M70」をリリースしていますが、さらに安価な5G SoCを開発中のようです。
この安価なSoCは、Arm社のCPUコア「Cortex-A77」の代わりに1世代前の「Cortex-A76」が搭載される可能性が高いとのこと。
(MediaTekが既に発表済みの5G SoCは「Cortex-A77」を搭載) この情報は、有名リーカーDigital chat station氏がWeiboに投稿したものです。
彼によると、プロセッサは7nmチップであり、5G通信のSAおよびNSAネットワークをサポートし2,000元(約30,800円)前後のスマートフォンに搭載されるとのこと。
5Gのサービスが本格的に普及したら、サービスを利用するためにユーザーは従来のスマートフォンから買い換える必要があります。
その際に、5G対応ながらも安価なスマートフォンがあれば爆発的な人気が出ることは間違い無いでしょう。
また、彼によるとMediaTek製 5G SoCはXiaomiのサブブランドRedmiが2020年に発表するとしているスマートフォンで搭載される可能性が高いとのこと。
(Redmiが2020年に発表する5GスマートフォンはRedmi K30である可能性も高く、これとは別の5Gスマートフォンかも)
Redmiの人気シリーズ「Redmi Note 8」ではQualcomm製 Snapdragon 665が搭載され、その上位版となる「Redmi Note 8 Pro」ではMediaTek製 Helio G90Tが搭載されています。
これをきっかけにRedmiとMediaTekのパートナーシップが強まったと推測されます。
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