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HUAWEI、フラグシップ機「P / Mateシリーズ」の売却を交渉中か


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HUAWEI Mate 40シリーズ

ロイター通信は、HUAWEIがPシリーズおよびMateシリーズを売却するための交渉を行っており、同社はハイエンドスマートフォン市場から撤退する可能性があると報じました。


2020年9月より売却について社内で検討されており、上海政府の支援する投資会社が主導するコンソーシアムとの間で交渉が数ヶ月続いているようです。

売却の検討理由は、同社のハイエンドスマートフォンに搭載されるハイエンドSoCの調達難が挙げられます。
同社は、これまで台湾TSMCにKirinチップの生産を委託していましたが、米制裁により供給が絶たれています。


しかし、HUAWEIはまだ売却の最終決定は下しておらず、どうにかして自社でKirinチップを製造できないかを模索しており、チップ調達が実現すれば売却しない方向になる可能性があるとしています。


上記、報道を受けてHUAWEIの広報担当者は以下の声明を発表しており、ハイエンドスマートフォンの製造を継続することを示唆しています。

「HUAWEIは、当社のハイエンドスマートフォンの売却の可能性に関する、根拠のない噂が広まっていることを確認しました。これらの噂には何のメリットもなく、当社にはそのような計画はありません。」

一方、上海政府は状況を確認していないと述べ、コメントを控えました。


HUAWEIはサブブランドHonorをShenzhen Zhixin New Information Technologyへ売却し、HonorはQualcommやIntelなどの米国企業と取引が行えるようになりました。

仮にHUAWEIのフラグシップ機の売却が実現すればPシリーズやMateシリーズにSnapdragonやGMS(Googleモバイルサービス)が搭載される可能性があります。

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