5月20日に中国にて「Honor X10」が発表され、その翌月に突如リークされた7インチ超えの「Honor X10 Max」についての噂。
なんと、この「Honor X10 Max」の存在が確定情報となりました。
6月22日、Honor MobileはWeibo公式アカウントにてHonor X10 Maxを7月2日に正式発表することを明らかにしました。
“你最爱的大屏手机,我们没有忘记!”
「大人気の大画面スマホ、忘れていません!」とある通り、7.12インチのHonor 8X Maxが発売されて以来、2年ぶりの7インチ超えスマホの発表となります。
7月2日にHonor X10 Maxが発表されることは確実ですが、以下にてリークしているスペックをお伝え致します。(※スペックは公式情報ではありません。)
Honor MobileのWeiboでの告知の1時間後、有名リーカーの数码闲聊站 氏はHonor X10 Maxのスペック表を公開しました。
リークされたスペック表によるとHonor X10 Maxのスペックは以下の通り。
- OS:Magic UI 3.1.1(Android 10)
- メインカメラ:4800万画素
- インカメラ:800万画素
- 画面サイズ:7.09インチ
- 解像度:2280*1080
- SoC:Dimensity 800
- バッテリー:5000mAh(22.5W急速充電)
- サイズ:174.46 x 84.91 x 8.9 mm
- 重量:227g
- カラー:ブラック、ブルー、シルバー
Honor X10に搭載されるKirin 820のAntutuスコアは約38万点
一方、Dimensity 800のAntutuスコアは約33万点
つまり、”Max”とは付くものの画面サイズがMaxであって性能はHonor X10よりも低いという可能性があります。
Maxの名を冠するのなら、画面サイズ以外にもなんらかのMaxな性能があっても良いのでは?と期待していました。
また、画面サイズは大きいもののディスプレイには水滴型ノッチを採用。
ノッチなしの噂もあったので、この点も残念です。
さらに、同氏はHonor X10 MaxのディスプレイサプライヤーがJDIであることを伝えました。
JDIとは、株式会社ジャパンディスプレイのことでSONY、東芝、日立製作所の中小型液晶ディスプレイ事業を統合して創設された日本企業です。
(※現在は中国、台湾企業と業務提携。JDIの変遷については、すまほん!!「日の丸連合こと国策企業JDI、中台軍門に下る。」に詳しく記載されています。)
中華スマホのディスプレイサプライヤーとしては珍しいJDIの採用
これは、JDI復活の兆しなのでしょうか。
JDIがHonorに供給したディスプレイは、DCI-P3 色域100%、最高輝度780nitをサポートし、HUAWEI Mate 10などでも使用されていたRGBWテクノロジーを採用。画面の明るさを最適化し、消費電力も削減されているとのこと。
大画面ディスプレイのネックとなる消費電力についても改善されている模様。
日本企業のディスプレイが搭載されていると言う点でもHonor X10 Maxは注目です。
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