
HUAWEIのサブブランドであるHONORは2020年5月20日にHONOR X10を正式発表しました。前モデルはHONOR 9Xですが今回のモデルはHONOR X10となります。
目次
HONOR X10を3行でまとめると、、、
- 2万円台のコスパ最強ミドルレンジ
- RYYBセンサー採用の40MPを含むトリプルカメラ
- 5G対応のKirin 820搭載、Antutuは38万点
HONOR X10のファーストインプレッション
HONOR X10の基本情報:スペック
HONOR X10の付属品
- AC充電器
- ディスプレイ保護フィルム(貼り付け済み)
- 専用ケース
- SIMピン
- Type-Cケーブル
- クイックガイド
HONOR X10のデザイン
カラーは4種類

またXシリーズの特徴であったXの文字はHONOR X10にはありません。


発表会では「黄金比」を意識して設計したと言及されていました。
指紋認証センサーは側面に0.3秒で解除

少し縦長な指紋センサーですが周辺がくぼんでいるためとても触れやすい位置にあります。
また、HONOR X10の指紋センサーは電源ボタン兼用で物理的に押すことができます。
発表会では、HONOR 10Xロック解除速度は0.3秒と言及されましたが、筆者の使用しているHONOR 9X(前モデル)は押した瞬間に解除されるのでHONOR X10もかなり早く解除できそうです。
6.63インチのディスプレイ+ポップアップインカメラ搭載


加えて、HONOR X10はポップアップカメラを搭載しているためノッチやパンチホールはありません。フルスクリーンでゲームをしたい人にはいいかもしれません。
ただ、HUAWEIやHONORのポップアップカメラは顔認証には使用されません。
そのため、顔認証には非対応で側面の指紋認証のみ
HONOR X10の性能
SoCには5G対応のKirin 820搭載

(現在日本ではHONOR X10で5G通信を行うことはできません。)
Kirin 820はHiSilicon唯一のミドルレンジ5G対応で、先日Qualcommから発表されたSnapdragon 768GよりもAntutuスコアの高い、380000点を記録しています。
そのため、SNSはもちろん、最新の3Dゲームもサクサク遊べる性能があります。
HiSilicon、Qualcomm、MediaTekミドルレンジ向けSoCの性能はここ2年間で飛躍的に向上しており、ゲームを多くプレイする人であってもミドルレンジスマートフォンで十分なスペックがあるように感じます。
4300mAhのバッテリーを搭載し22.5W急速充電をサポート


40MPを含むトリプルカメラにRYYBセンサー搭載

前モデルのHONOR 9Xでは暗所での撮影に弱かったのですが、HONOR X10はRGGB配列のセンサーではなくRYYB配列のセンサーを採用し、より多く光を取り込むことが可能になり綺麗な夜景撮影が期待できます。

比較されているスマートフォンが何かはわかりませんが、かなり明るい写真が撮影できています。
まとめ:HONOR X10はどんな人にオススメか?

同じKirin 820を搭載したHONOR 30Sが4.1万円、HUAWEI P40 lite 5Gが4.7万円なのでHONOR 10Xは1万円以上安いですが、今までのモデルと異なりEMUIではなくMagic UI 3.1を搭載し、GMS(グーグル関連サービス)非搭載なので注意です。
GMSを自力でインストールできる人にはとてもコスパのいいスマートフォンですね!
筆者はHONOR X10を購入する予定ですので今後のSIM太郎をチェックしていただけると嬉しいです。