アメリカに端を発したHuaweiに対する様々な規制がかかるいわゆる「Huawei問題」によりHuaweiは「Huawei Mate 40」以降はフラグシップモデルの開発が難しくなっているという状況に追い込まれつつあります。
苦境にあるHuaweiが事業を継続するために行った方策の1つにサブブランドである「Honor」の売却がありますが、そのHonorの次期フラグシップモデル「Honor V40」のレンダリング画像のリークがネット上に出回っていると中国メディアGizchinaなど複数のメディアが報じています。
事業売却された「Honor」ですが、「Huawei Mate40」で培ったノウハウがつぎ込まれていると思われるようなデザインのクアッドカメラを搭載し、Leicaとの協業にによる非球面レンズが採用されるなど、様々な規制によりグローバルで展開が難しくなった「Huawei Mate40」を代替するようなモデルに仕上がっていると推測されます。
ディスプレイサイズは不明ですが、ディスプレイデザインは「Huawei Mate40」と同様、側面まで達する88°のエッジディスプレイとなっているようです。
時計から着想を得ているようだと示されている円形のクアッドカメラも配置は異なりますが、「Huawei Mate40」の円形クアッドカメラの影響を受けているようにも見えます。
クアッドカメラを構成する各レンズの画素数の詳細は不明ですが、メインカメラは5000万画素のセンサーが採用されると言われています。
「Huawei Mate40」が採用していたハイエンドSoC「Kirin」シリーズも制裁措置に伴う各種規制により今後は開発が難しくなると言われていますが、それに代わるSoCとして「MediaTek Dimensity 1000+」が採用されると言われています。
正式発表は2021年1月12日頃と言われているため、国内での取扱い以前の状態ですが、「Huawei Mate40」のDNAを持つハイエンドモデルとして国内への投入も期待される機種と言えるでしょう。