ASUSが7月に発表を予定しているゲーミングスマホ「ROG Phone 3」
事前のリーク情報により、SoCにはSnapdragon 865を搭載することが判明しており、Snapdragon 865 Plusを待ち望んでいた方には、残念なお知らせとなってしまいました。
しかし、ここに来て急展開。
なんと、ROG Phone 3に搭載されるSnapdragon 865はオーバークロックされており、Snapdragon 865 Plus相当のパフォーマンスを発揮することが明らかになりました。
6月16日、ベンチマークソフト Antutuは同社の公式HPにてROG Phone 3のベンチマークを公開しました。
ROG Phone 3は、Snapdragon 865、16GBの内蔵メモリ、512GBの本体ストレージを搭載しています。
Antutuがバックグラウンドで認識した情報によると、ROG Phone 3にSnapdragon 865が搭載されるということは間違いないようです。
しかし、興味深いことにROG Phone 3に搭載されるSoCは3.09GHzのクロック数を記録しています。
現在市場で流通しているSnapdragon 865の最大クロック数は2.84GHz
なんと、通常のSnapdragon 865よりも遥かに高いクロック数を記録しているのです。
また、Antutuベンチマークのスコアを見ても646310とその他のSnapdragon 865搭載端末よりも高いスコアを計測
2020年6月において、最高スコアを記録しているOPPO Find X2 Proの604123点と比較すると如何にROG Phone 3のパフォーマンスが向上しているか一目瞭然です。
このオーバークロックされたSnapdragon 865は、Qualcommより正式に”Snapdragon 865 Plus”として発表されるのでしょうか。
はたまた、ASUS(ROG)側が独自にオーバークロックしたもので、これまで通り”Snapdragon 865″として発表されるのでしょうか。
また、ROG Phone 3と見られる端末が中国TENNAに認証されたことも明らかになっています。
TENNAのデータベースから確定しているスペックは以下の通り。
- 筐体サイズ:171×78×9.85(mm)
- 筐体重量:240g
- ディスプレイ:6.59インチ FHD+(2340×1080) AMOLED 144Hz(Antutuより)
- バッテリー:5800mAh
このタイミングでのTENNAへの掲載を考えると、ROG Phone 3が少なくとも7月中には正式発表されると見て良いでしょう。