アメリカ合衆国司法省(DOJ)は、アメリカとカナダのApple Storeで偽物のiPhoneとiPadを本物と交換する詐欺に関わったとされる14人を告発しました。
起訴状によれば、1万台以上の偽物のiPhoneとiPadを中国から輸入し、デバイスを意図的にダメージを与え、その後、壊れた偽物のデバイスをApple Storeへ持ち込み、本物のデバイスと交換していました。
また、容疑者グループは第三者が所有し、Appleの保証対象になっているデバイスのIMEI番号およびシリアル番号を使用してApple Storeで交換を行っていたとのこと。
DOJによると、交換によって入手した本物のiPhoneとiPadを中国に送り返し、高値で取引していたとしています。
被告は詐欺・共謀・個人情報の盗難・資金洗浄などの罪に問われており、Apple社に610万ドル(約6億6,300万円)の損害を与えたとのこと。
source