スマートフォンのベンチマークを測定するアプリ「Antutu」による、2019年9月のAndroidスマートフォンTOP10が発表されました。
測定は、Antutu V8にて行われています。
ベンチマークスコアは最高スコアではなく平均スコアであり、それぞれのデータの統計は1000を超えているとのこと。
今回のランキングで特徴的だったのが、vivo端末が1位と2位を獲得していることです。
どちらも、Snapdragon 855 Plusが搭載されており、ストレージの規格はUFS 3.0に 液体冷却システムと超電導カーボンファイバーおよび温度均一化プレートを組み合わせた冷却性能を有しています。
3位のROG phone 2もSnapdragon 855 PlusにUFS 3.0、液体冷却システムを搭載し、120Hzのリフレッシュレートを有しています。
上記のことを考えると、高い性能のスマートフォンはSoCにQualcommの最新かつ最高性能のSnapdragon 855 Plusを搭載することが前提で、UFS 3.0に対応することや冷却システム、リフレッシュレートを高めることで、いかにして最大限のパフォーマンスを引き出すかが重要となっている印象です。
スマートフォンのスペックを見る際に、SoCの性能だけを見るのではなく、ストレージの規格やディスプレイのリフレッシュレートにもで注目すると、また違った視点でスマートフォンのスペックを見ることができるでしょう。
端末名 | ベンチマークスコア | |
1 | vivo NEX 3 5G 8GB+256GB | 483427 |
2 | vivo iQOO Pro 5G 8GB+256GB | 481211 |
3 | ROG phone 2 8GB+128GB | 473917 |
4 | BlackShark 2 Pro 12GB+256GB | 464953 |
5 | Mi 9 Pro 5G 8GB+256GB | 464807 |
6 | MEIZU 16s Pro 8GB+128GB | 460076 |
7 | Redmi K20 Pro Exclusive Edition 12GB+512GB | 456237 |
8 | Samsung Galaxy Note 10+ 5G 12GB+256GB | 449269 |
9 | OnePlus 7 Pro 12GB+256GB | 4448488 |
10 | HUAWEI Mate 30 Pro 8GB+256GB | 445446 |