Xiaomiは8月10日、中国にて最新タブレット「Mi Pad 5」および「Mi Pad 5 Pro」を正式発表しました。
前モデル「Mi Pad 4」が発売されてから、すでに3年が経過しており同社からタブレットがリリースされるのは久しぶりとなります。
SoCはQualcommの「Snapdragon 860」、メモリは6GB/8GB、ストレージは128GB/256GBを搭載します。
「Snapdragon 860」は2019年ハイエンドSoC「Snapdragon 855」のオーバークロック版であり、クロック周波数は2.84GHzから最大2.96GHzに強化
元よりSnapdragon 855のオーバークロック版として発表されている「Snapdragon 855+」と同じクロック周波数でありGPUにAdreno 640を搭載する点は同じですが、僅かに性能が向上している模様です。
同SoCを搭載するスマートフォン「POCO X3 Pro」のメーカー公表のAntutuスコアは491,412点
その他、Harman Kardon監修のクアッドスピーカーを搭載します。
外観は、「Mi 11」シリーズのカメラデザインを踏襲し、フラットな形状で非常にスタイリッシュな印象です。
筐体カラーはホワイト、ブラック、シルバーの3色を用意。
筐体サイズは254.69 x 166.25 x 6.85 mm。重さは511g
なお、無印の「Mi Pad 5」はWiFi版のみの展開となります。生体認証は顔認証のみ。
価格は以下の通りです。
- 6GB+128GB：1999元（約3.4万円）
- 6GB+256GB：2299元（約3.9万円）
画面分割やマルチタスクなどをスムーズに行える他、システムや写真などのアプリはPCのように階層表示されたUIになっています。
スタイラスペンは4,096段階の筆圧、240Hzのスタイラスサンプリングレートに対応します。ペンには、筆先と色（長押しで消しゴム）を変えられる物理ボタンが搭載されており、それでスクリーンショットを撮ることも可能です。
また、「Mi Pad 5」の筐体にくっつけてのワイヤレス充電にも対応
1分の充電で20分間の使用が可能で、8時間で満充電できます。
スタイラスペンは別売りで349元（約6,000円）
1.2mmのキーストロークで打鍵感にもこだわったとのこと。また、立てかける角度を調整することも可能です。
こちらも別売りで399元（約6,800円）
ディスプレイ仕様は同じですが、SoCに無印に搭載される「Snapdragon 860」よりも上位のハイエンドSoC「Snapdragon 870」が採用されています。また無印ではLPDDR4Xだったメモリ規格がLPDDR5に変更。
バッテリー容量は8,600ｍAhで無印よりも僅かに減ったっものの、タブレットとして最速の最大67Wの急速充電に対応します。約67分で満充電が可能とのこと。
他にも、生体認証が指紋認証（側面）と顔認証に対応し、Wi-Fi 6とBluetooth 5.2まで対応。（※無印はWi-Fi 5とBluetooth 5.0まで対応 ）
カラーはブラックとホワイトの2色（※5G版はブラックのみ）
価格と対応バンドは以下のとおりです。
- 6GB+128GB（Wi-Fi）：2,499元（約4.3万円）
- 6GB+256GB（Wi-Fi）：2,799元（約4.8万円）
- 8GB+256GB（5G）：3,499元（約6万円）
- 4G : 1/2/3/4/5/7/8/19/34/38/39/40/41/42
- 5G sub6 : n41/77/78/1/3/28a
