一般社団法人テレコムサービス協会 MVNO委員会は3月12日、MVNOサービス「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」で「LINE」にて年齢確認するために必要となる年齢情報通知を開始することを発表しました。
LINEでは年齢確認で18歳以上であることが確認されれば、「LINE ID/電話番号検索」や、「オープンチャット」の利用ができるようになります。
これまでLINEの年齢認証に対応していたのは、大手キャリア(NTTドコモ、au、ソフトバンク/Y!mobile)とLINEモバイルのみで楽天モバイルや他のMVNOサービスを利用している場合は、仮に18歳以上であっても年齢認証を行うことができませんでした。
しかし、「IIJmio」「mineo」「イオンモバイル」では新たにLINEの年齢認証に対応することになります。(※イオンモバイルは3月下旬以降に開始予定)
上記3社のMVNOは契約者の年齢情報をLINEに提供する必要があるため、契約時に本人確認書類による年齢確認を行っていないデータ通信専用SIMなどでは利用することはできません。
対応するLINEのバージョンは11.3.0以降、Android版は3月12日に提供開始しており、iOS版は同バージョンの配信開始後に利用可能となる予定です。
LINEバージョン 11.3.0以降へのアップデートを行った後、下記の手順で年齢認証を行うことができます。
- LINEアプリの「設定」(歯車アイコン)をタップ
- 「年齢確認」をタップ
- 「年齢確認結果」の「その他の事業者をご契約の方」をタップ
- IIJmio、mineo、イオンモバイルから契約しているMVNOをタップ
- 各MVNOのシステムに遷移
- MVNOのマイページにログイン
- MVNOの指示に従い、年齢認証を行う電話番号を選択
LINEモバイルは「LINEMO」の発表に伴い2021年3月31日で新規受付を終了するため、今後はMVNOでLINEの年齢認証を行いたい場合は、IIJmio、mineo、イオンモバイルの3つが候補となることでしょう。
~3月18日追記~
楽天モバイル「Rakuten UN-LIMIT」でもLINEの年齢認証に対応しました。
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