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シニア向け格安SIMの専用プラン、mineo「はじめてパッケージ」を解説

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格安スマホ はじめてパッケージ

既にスマートフォンを利用中の人にとってはあまり気にならないことかもしれませんが、スマートフォンにまだデビューしていない人がスマホデビューに二の足を踏んでしまう要因に「なんだか難しそう」という印象があります。

「携帯電話」と比べて「スマートフォン」自体が持つ難しそうな印象もありますが、様々なメーカーから多種多様なスマートフォンが売られており、どの機種が自分に向いているのかわからないことに加えて、どの事業者を選べばいいのか、料金プランはどうすればいいのか…と、決めることが多すぎるというのも大きな要因となっています。

そんなスマートフォンデビュー前の方が迷うことなく「スマホデビュー」できるように格安スマホのmineoから「機種」「料金」「オプションメニュー」をすべてまとめてしまうことで「選ぶ必要がない」という斬新なパッケージプランが発表されました。
どのように簡単になっているのか?注意すべき点はないのか?という視点でこの「格安スマホ はじめてパッケージ」を解説していきますので、スマホデビューをしようと考えている方、もしくはスマホデビューを考えている家族や知り合いがいる方は参考にしてみてください。

mineoの「格安スマホ はじめてパッケージ」を3行でまとめると、、、

  • 端末・料金プラン・オプションがすべてパッケージ化されているため簡単
  • 購入時に決めるのは「端末の色」と「支払い方法」のみ
  • 2年後、スマホに慣れて次の機種に買い替えるころには卒業も選択肢に

格安スマホ事業者は数が多くてわかりにくい

格安スマホ事業者は数が多すぎる

TVCMなどの宣伝が頻繁に流れ、町中に多くのショップが展開されているdocomo・au・ソフトバンクといった主要事業者と異なり、格安スマホ事業者は宣伝も少なくショップも限られています。
しかも様々な事業者が格安スマホ事業を始めたことにより、主要事業者と比べて事業者数が多くなりすぎ、どの事業者を選べばいいのかがわかりにくい状態になっているのが格安スマホ事業者をとりまく状況と言えます。

格安スマホは料金は安くても初心者にはハードルが高かった

格安スマホは初心者にとっつきにくい

docomoなどの主要事業者と比べて料金を安く抑えることができるのが格安スマホの特徴ですが、事業者数が多くなりすぎていることや、主要事業者と異なり、携帯電話回線を主要事業者から借り受けて事業を行っているため、ネットワークの広さや通信速度が格安スマホ事業者自身によって決められず、携帯電話回線を借り受ける主要事業者との契約次第となり、どの格安スマホ事業者を選べばいいのかが非常にわかりにくくなっています。

スマートフォンを使いこなしているユーザーは通信料も多いため、ある程度料金が高くなっても通信速度やネットワークの広さによって許容することも考えられますが、これからスマートフォンにデビューするユーザーはどのスマートフォンを利用するのか、通信速度や通信量もどこまでを必要とするのかが全く未知数と言えます。
見方を変えればそういったこれからスマートフォンを使い始めるユーザーにこそ、格安スマホ事業者の低い料金は必要とされると言えますが、残念ながら初心者に格安スマホ事業者を狙って選ぶことはほとんど不可能と言ってもおかしくないほど、ハードルが高くなっていると言えます。

事業者選びが終わっても回線の種類・料金プラン・端末の種類など決めることが多い

回線の種類など決めることがおおい

TVCMなどの宣伝、ショップ店員との相談、友人からの紹介等によりどの格安スマホ事業者と契約するかが決まったとしても、まだ選択と決断を迫られることになります。
事業者によっては複数の主要事業者から携帯電話回線を借り受けることで、主要事業者からの乗り換えをスムーズに進めることができる一方で、新規契約の場合はどの事業者の回線を使用するのか、ユーザーに選んでもらう必要があります。(mineoもこのパターンにはまってしまいます)
スマートフォン初心者にどのネットワークを利用しますか?と聞かれても答えることができるユーザーはほとんどいないでしょう。
さらに通信速度や通信量と料金を決め、対応するスマートフォンから機種を選ぶ必要もあるため、いくつもの選択を迫られ、途中で挫折してしまうユーザーがいても不思議ではないほどです。

逆転の発想:事業者を選んでもらった後は、回線・料金プラン・端末がすべて決まっているパッケージプランを開発

画期的なパッケージプランを開発

docomo・au・ソフトバンク、どの主要事業者のユーザーからも乗り換えができるように主要3事業者の携帯電話回線を借り受けて事業を行っているmineoでも料金プランとネットワークをユーザーに決めてもらう必要があり、初心者に優しいと言えないジレンマを抱えていました。
そこである種、逆転の発想とも言えますが、通信回線・料金プラン・購入するスマートフォンの機種といった複数の項目からユーザーが望む選択肢を組み合わせて契約を組むのではなく、すべて選べないようにした「パッケージプラン」化し、迷う要素をなくしてしまったのが、mineoの「格安スマホ はじめてパッケージ」です。

「格安スマホ はじめてパッケージ」の紹介

はじめてにうれしい特徴を備えたプラン

mineoがスマホ初心者もしくはこれからスマートフォンデビューしようとしているユーザーをターゲットとしたプランが 「格安スマホ はじめてパッケージ」です。
コンセプトは「mineoに任せて安心、かんたんスマホデビュー!」です。
プレスリリースに記載された内容には、「契約時のプランや端末、オプションなどの選択を最小限(端末の色と支払方法のみ)に抑えパッケージ化」したとのことです。
これによって「契約時に選ぶものが多すぎる」「難しい」というスマホ初心者が感じるハードルを一気に下げ、スマホ初心者にも格安スマホの低料金メリットを受けやすくすることを狙っていると言えます。
パッケージプランのいいところや注意点はこの後解説するとして、パッケージプランの構成は以下の3点で構成されています。

  • プランはDプラン、音声通話とデータ通信両方が使用できるデュアルタイプで通信量は3GB
  • 対象機種は富士通製の初心者向けスマートフォン「arrows M05」
  • スマホ初心者へのフォローを手厚くするため、「スマホ操作アシスト」を6か月無料で設定済み

いいところ1:料金・機種が固定で決まっているため、悩む必要がない

簡単にスマホ生活をはじめることができる

通常、mineoの新規加入時はdocomo・au・ソフトバンクのどの携帯電話回線を使用したプランにするかを選ぶ必要があります。
主要事業者からの乗り換えを意識したプランであるとともに自由度の高さを象徴するプラン構成でもあったのですが、「はじめてパッケージ」では最大手のdocomoにあわせた「Dプラン」に固定しています。

次に、音声通話を付けたプランにするか、データ通信のみのプランにするかを選ぶことができましたが、スマホ初心者向けであるため、音声通話とデータ通信の両方に対応した「デュアルタイプ」としています。
データ通信量も通常であれば、どれくらい使うかを予想して決める必要がありますが、「3GB」に固定化しています。
あえて最安プランの「500MB」ではなく、「3GB」としているのが初心者とはいえ、いろいろスマートフォンの面白さを体験するには「500MB」では少ないだろうという「いい判断」と言えるでしょう。

そして、スマートフォンの機種選びすらも初心者向けの「arrows M05」に決め打ちしているため、端末選びも不要で、ユーザーが決めるのは「端末の色」と「支払い方法」のみという「悩む要素が0」になってしまう潔いほどの割り切りっぷりとなっています。

料金プランや機種そのものの話ではありませんが、もう1つ嬉しいオプションも紹介しておきます。
スマートフォンを購入したときに悩んだり失敗することが多い事例にスマートフォンの画面保護フィルムの貼り付けがあります。
画面が傷つくのを嫌がって購入する人が多い「画面保護フィルム」ですが、スマートフォンアイテムの売り場には数多くの画面保護フィルムが販売されており、スマートフォンに詳しくない人にとっては自分の機種用のフィルムがどれか探すだけで一苦労です。
そしてその貼り付けをうまくできるかというと、スマートフォンになれたユーザーでも失敗することがあるのですから、初心者であればなおさらでしょう。
「はじめてパッケージ」では、あらかじめ「画面保護シールを端末に貼り付け済み」で提供するという心配りまで実施してくれるため、購入時の悩みが本当にほとんどなくなっていると言えるでしょう。

いいところ2:対象機種の「arrows M05」は初心者に優しいスマートフォン

かんたんスマホarrow M05は初心者に優しい設定

「はじめてプラン」のために選ばれたスマートフォンの富士通製スマートフォン「arrows M05」ですが、富士通の「arrows」シリーズと言えば、かつてはdocomo向けでハイエンドシリーズをいくつも提供してきたシリーズです。
最近はハイエンドよりも富士通のもう1つの特徴であった「らくらくスマートフォン」で培ってきたスマートフォン初心者に優しい操作を特長としている機種をメインに開発している傾向があります。

そんなハイエンドスマートフォンの開発経験も豊富でありながら、スマートフォン初心者向けのノウハウもたっぷりつまった「arrows M05」はAndroidスマートフォンの標準メニュー以外にも「シンプルホーム画面」「かんたんセット」といった初心者向け(ターゲットとしては高年齢層向け)の機能が標準で用意されています。

しかも、単なる初心者向けスマートフォンでは終わらず、「防水防塵」「おサイフケータイ」「指紋認証」という 日本人向けに磨かれてきた 機能はすべて搭載しているため、性能は低めですが機能的に我慢する要素は少なくなるようになっています。
さらに初心者向けの性能を抑えた機種としては、異例のデュアルカメラも搭載しているため、スマートフォンに十分慣れるまでの間に写真撮影を含めた機能面で困ることはほとんどないと言っても言い過ぎにはならない良機種と言えるでしょう。

いいところ3:使い方で悩む契約直後は「スマホ操作アシスト」が無料特典で使える

アシストサービスが無料特典についてくる

「arrows M05」が初心者に十分配慮したスマートフォンとはいえ、スマートフォンの操作体系がこれまでの携帯電話と比べると迷うところがあるのは事実です。
有料サービスでスマホ操作のフォローをしてくれるサービスもありますが、スマホ初心者にそのサービス申し込みをする難易度や費用を払ってまで申し込む心理的ハードルを考えると、利用されない可能性が低くないと言えます。

そのあたりへの配慮として「はじめてパッケージ」では、「スマホ操作アシスト」アプリとサービスへの申し込みが行われた状態で契約が行われます。
さらに「スマホ操作アシスト」の利用料金は最初の6か月間は無料で利用できる特典がついているため、「スマホ操作アシスト」のサービス申し込みを行う手間、アプリをインストールする手間、利用料金がかかることへの心理的ハードルがすべて解決済みの状態となります。

スマートフォンの操作に悩むことなく受け入れることができた場合は「スマホ操作アシスト」を使用することもないでしょうが、ここまでお膳立てがされた状態であれば、悩んだ時点ですぐに活用してしまうのが正解と言えるでしょう。

注意点1:端末の分割支払いが基本となるため、事実上2年間は利用し続ける必要がある

一括払いも可能だが基本は分割払い

スマートフォンの購入は多くの事業者では一括払いと月々の利用料とあわせて分割払いで行う方法の2種類が提供されています。
mineoでも基本的には同じ仕組みとなっていますが、「はじめてパッケージ」では悩むことなく、契約ができるようにパッケージ化しているため、端末の支払い方法は分割払いが基本となります。
一括払いも可能ですが、その場合は契約時に32,880円の端末代金の支払いが必要となるため、多くの人が支払いやすい分割払いを選択することが考えられます。

分割払いを選択した場合、端末料金は24分割され、月々1,370円が利用料金に加算されて請求されるため、端末代金の支払いは低く抑えることができますが、事実上2年間は同じ端末を利用し続ける前提で契約が行われることになります。
もちろん2年を待たずに機種変更を行った場合に違約金があるわけではなく、端末料金の残債を請求されるだけとなるため、2年間同じ端末を使い続ける義務があるわけではありませんが、「はじめてパッケージ」の利用者にとっては、機種変更時に新しい機種の代金に加えて旧機種の残債を請求されると驚く人が多いと予想されます。

一括払いも可能なため義務というわけではありませんし、2年間の利用が長すぎるというわけではありませんが、支払いのスムーズさを考えると短期間ではなく基本的に2年間は利用し続けるサービスと理解するのがわかりやすいでしょう。

注意点2:特典の「スマホ操作アシスト」は半年後に有料となる

ずっと無料のサービスではないスマホ操作アシストには注意

「はじめてパッケージ」のいいところとして紹介した「スマホ操作アシスト」ですが、初めから申し込み済みで提供されるため、オプションの申し込みが行われた状態であること認識しづらいという問題点があります。

利用料金がかからないのであれば、別に気にすることはないと言えますが、「スマホ操作アシスト」の場合、利用料金が無料なのは最初の6か月間のみに適用される特典扱いとなります。
そのため、7か月目からは利用料金がかかるオプションとなり、月額利用料金を押し上げてしまう点は注意が必要です。

もちろんアシスト機能を引き続き使い続けるユーザーにとっては必要なサービスであり、その対価として支払うものになるため、やはり気にする必要はありませんが、スマートフォンの操作に慣れ、利用しなくなると不要なコストとなってしまうため、6か月目もしくは不要になった時点で解約するべきオプションと言えるでしょう。

注意点3:mineoの通常プランと比べて安いわけではない

月々の支払いはmineoのプランの中では少し高めの設定

mineoの魅力はdocomoなどの主要事業者とくらべて料金が安いことが大きいと言えます。
しかし、「はじめてパッケージ」の場合、mineoの通常料金プランに加えて、端末料金、スマホ操作アシスト、mineo端末安心保証といった金額が順番に加算されてくるため、mineoの中ではそれほど安くないプランに分類されます。

端末料金はどんなプランでも購入した場合はかかってくるコストとなるため、差はありませんが、「スマホ操作アシスト」「mineo端末安心保証」というオプションサービスは1つ1つは500円程度と高いわけではありませんが、mineoの料金が安いことを考えると無視できないコストになっていると言えます。

「スマホ操作アシスト」 は注意点2でも触れたように不要になった段階で解約してしまえば解決できますが、「mineo端末安心保証」は故障や破損などのトラブル時の備えにもなり、スマートフォン購入時にしか申し込めないオプションとなるため、解約してしまうと保証が付かなくなることを考えると外しにくいオプションとなります。

そうであれば、やはり必要なコストでは?と思う方もいるでしょう。
しかし、月額550円(税抜き)の料金も2年間が経過すると税抜きで13,200円を支払うことになります。
この段階までは安心を考えると申し込んでおいて損のあるサービスではありませんが、3年目以降も同じ機種を使用し続けると、「arrows M05」の端末代金32,880円に徐々に近づいていくことになります。

「mineo端末安心保証」 に入っていても故障等による端末交換は無料ではなく、最も保証の効く1回目でも5,000円がかかることになります。
仮に4年間同じ機種を利用した段階で故障が発生し、端末の交換を行ったとします。
「mineo端末安心保証」の月額料金はもしもの時の安心のために掛けているオプションであり、交換時にこれまでかかった月額を単純に合算するのは若干フェアではありませんが、単純計算した場合、月額550円が4年間で26,400円、端末の交換代金5,000円を合わせると「31,400円」「arrows M05」の価格に届きそうな金額となります。
3年目以降の「mineo端末安心保証」の月額料金をどう受け止めるかによっても判断は変わりますが、低価格帯のスマートフォンに「mineo端末安心保証」の月額料金は端末の分割払いが完了後以降はコストとして見合わないという考え方もできるということです。

まとめ:mineoの「格安スマホ はじめてパッケージ」はおすすめか

スマホデビューするのにいい機会になるサービスといえる

通常は、自由度が高ければ高いほど、自分好みの料金プランを組むことができ、大手事業者ではなく、格安スマホ事業者を選ぶという選択肢もこの自由度の1つの要素と考えることができます。
そんな自由度の象徴のような格安スマホの中にあって敢えて自由度をまったく無くすことで「悩むことなく申し込むことができる」という斬新なパッケージプランを用意してきたmineoの 「格安スマホ はじめてパッケージ」 は間違いなく、注目度の高いサービスであり、これからスマートフォンにデビューしようと考えているけど、スマートフォンに詳しくないというユーザー層にはお勧めできるサービスと言えます。

しかし、その一方でせっかくの格安スマホのメリットをオプションの自動組み込みによって相殺してしまう部分もあるのは注意点と言えます。
そのあたりを考えると、単純におすすめプランとして紹介するのではなく、2年後にこのまま「はじめてパッケージ」を使い続けるのか、「はじめてパッケージ」を卒業して一般のスマートフォンユーザーとして、より一層使いこなしていくのかを考えるようなプランと言えるでしょう。

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ガジェット好きなかかし

本業はSEをやっているガジェットなど新しいものが大好物なかかしです。 とくにSONYが大好きでXperia Z5まではXperiaユーザーでしたが、それ以降XZ3までのXperiaの迷走っぷりから現在はGalaxy Note8ユーザーです。 Xperiaに戻れる日はいつだろう?と思いながらiPhoneへの転向も考え中な今日この頃です。

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