Apple WatchがAppleから発売されseries3からGPS+セルラーモデルに対応しました。そこで、気になるのが格安SIMでもApple Watchのセルラーモデルは使えるのか?です。
結論から言えば、格安SIMではセルラーモデルに対応していません。今回は格安SIMユーザーだけどApple Watchを使いたいという方やApple Watchを使ってるけど格安SIMに乗り換えたいという方に向けての記事になります。
Apple Watchのモデル
まず、前提としてApple WatchにSIMカードを挿入する訳ではありません。Apple WatchはiPhoneとペアリングをすることで通信しています。そんなApple Watchですが2つのモデルが販売されています。
GPSモデル
GPSモデルは、Apple Watch単独では通信を行うことができません。Apple Watchの近くにペアリングしたiPhoneがあることで、Apple Watchで電話やメッセージの確認ができます。
GPS+セルラーモデル
GPS+セルラーモデルではApple Watch単独で電話やメッセージの確認が行えます。近くにiPhoneがなくても可能なのがGPSモデルと異なる点です。この機能を使うためにはApple WatchのLET通信が対応する事業者と電話番号の共有をする必要があります。
そして、対応している事業者はドコモ、au、ソフトバンクのみとなっています。この3社のいずれかと電話番号共有オプションを申し込むことでApple WatchのLET通信が可能になります。
通信事業者名 | オプション名 | 月額料金 |
docomo | ワンナンバーサービス | 540円 |
au | ナンバーシェア | 378円 |
SoftBank | Apple Watchモバイル通信サービス | 378円 |
格安SIMではApple WatchでLET通信ができない
Apple公式サイトでも書かれているように日本では大手3キャリアでしかApple Watchのセルラーモデルは使えません。念の為、格安SIM会社に問い合わせを行いましたが使用できないとのことでした。今後、格安SIMでも使えるようサービスが拡充されるのを待ちたいと思います。
まとめ:格安SIMでApple Watchを使うにはGPSモデルで!
筆者である私はApple Watchがはじめて販売された2015年4月から新型に乗り換えながらApple Watchを愛用しています。初期はGPSモデルのみだったので最新機種のseries4でもGPSモデルを使っています。理由としては、わざわざApple Watchで単独通信できなくてもBluetooth通信でApple Watchで通話やメッセージの確認、音楽を聴くなど十分に機能が使えるからです。Bluetoothの通信範囲は意外と広く、鞄にiPhoneを入れてても大丈夫ですし、リビングにiPhoneを置いたまま自宅の別の場所に行っても接続されています。というのもBluetooth通信でも30mほどの通信範囲があるからです。単純に考えて、iPhoneを30m以上離れた場所に置くでしょうか?スマホが不可欠な私にとっては考えれません。
さらに、GPSモデルの方がセルラーモデルよりも価格が安いのも事実です。
そのため、GPSモデルでも十分なのです。