
Nubiaは2月25日、中国市場にて最新フラグシップ機「Nubia Z40 Pro」を正式発表しました。
目次
Nubia Z40 Proのスペック

メーカー公表のAntutuスコア(v9)は、約107万点!
カメラ性能が大幅向上

リアカメラは、6400万画素 メイン(IMX787 / 35mm / OIS)+5000万画素 超広角(14mm)+800万画素 望遠(光学9倍 / 125mm / OIS)を採用したトリプルカメラを搭載します。
世界初 SONY IMX 787を搭載

画素数は6400万画素、センサーサイズは1/1.3インチ、絞り値はf/1.6となります。
35mmの焦点距離を採用

Nubiaが採用した35mmの焦点距離は人間の視野角に最も近いと言われています。そのため、レンズを通しての被写体が目で見ている大きさや感覚に近く、目で見たイメージをそのまま撮影しやすくなっています。
また、同社によりとSONY IMX 787センサーと焦点距離35mmを組み合わせたメインカメラは前世代比で写真の歪みが35%減少し、露光量が80%増え、写真の鮮明さが78%向上すると述べています。
光学9倍ズームに対応

直近のフラグシップ機では「Galaxy S22 Ultra」が光学3倍と光学10倍の望遠2基を搭載した豪華な構成になっていますが、「OPPO Find X3 Pro」や「Xiaomi 12 Pro」はいずれも光学2倍の対応にとどまっています。
そのため、フラグシップ機の中でもNubia Z40 Proは比較的高いズーム性能を有しているスマートフォンと言えるでしょう。
デュアルOISを搭載

FHD+解像度で144Hz駆動

上部中央にパンチホールを配置し、側面に向かって湾曲したエッジディスプレイが特徴的です。
一方、2K解像度に対応するフラグシップ機が増えつつありますが、Nubia Z40 Proは一般的なFHD+の採用にとどまっています。
80W急速充電に対応

前モデル「Nubia Z30 Pro」は、4,200mAhで120Wの急速充電に対応しており、本モデルではバッテリー容量が増えた代わりに、充電速度が遅くなっています。
また、先述したディスプレイのサイズ、解像度、リフレッシュレートも前モデル「Nubia Z30 Pro」と据え置きのスペックとなっています。
つまり、Nubia Z40 Proはカメラ性能こそ進化していますが、ディスプレイとバッテリーでのスペックの向上はありません。
マグネット式ワイヤレス充電に対応

Nubia Z40 Pro 引力版は、マグネット式ワイヤレス充電に対応したモデルとなっており、バッテリー容量は通常モデルよりも400mAh少ない4,600mAhのバッテリー容量を搭載。また、急速充電も最大66Wと通常モデルの最大80Wからダウングレードしています。
一方で通常モデルのNubia Z40 Proはメモリ12GB、ストレージ512GBが最上位構成でしたが、Nubia Z40 Pro 引力版ではメモリ16GB、ストレージ1TBが最上位構成となります。
その他、カメラやディスプレイ等でスペックの違いはありません。
Androidスマートフォンのマグネット式ワイヤレス充電は、2021年にrealmeがAndroid初となるマグネット式ワイヤレス充電「MagDart」を発表しています。 しかし、同技術に対応するスマートフォンはコンセプト機「realme Flash」のみであり、対応製品の商用化には至っていません。
そのため、Nubia Z40 Proは、マグネット式ワイヤレス充電を初めて商用化させたAndroidスマートフォンとなります。
マグネット式ワイヤレス充電器は別入りで119元(約2,200円)
Nubia Z40 Proの価格

筐体サイズは、161.93×72.89 × 8.46 mm、重さは199g。
その他、デュアルSIM対応、デュアルスピーカー搭載。イヤホン端子とmicroSDカードスロットは非搭載となっています。
筐体カラーはブラックとシルバーの2色を用意。
価格は以下のとおりです。
Nubia Z40 Pro
- 8GB+128GB:3,399元(約62,000円)
- 8GB+256GB:3,699元(約68,000円)
- 12GB+256GB:3,999元(約73,000円)
- 12GB+512GB:4,499元(約82,000円)
- 12GB+256GB:4,299元(約79,000円)
- 16GB+1TB:5,999元(約110,000円)