
ZTEは5月9日、フラグシップ機「ZTE Axon 40 Ultra」および「ZTE Axon 40 Pro」を中国市場にて正式発表しました。
目次
ZTE Axon 40 Ultra:スペック
6.8インチ 120Hz駆動

リフレッシュレートは120Hz、タッチサンプリングレートは360Hzに対応します。
第3世代 画面下インカメラを搭載

前シリーズ ZTE Axon 30シリーズは、無印モデルのみが画面下インカメラを搭載していましたが、最新シリーズではUltraのみが画面下インカメラを搭載します。
画面下インカメラ部分の画面密度を400PPI。これは前モデル「ZTE Axon 30」と同様の数値です。
(※参考までに、楽天モバイル専売機「Rakuten BIG」のインカメラ部分の画面密度は200PPIです。)
一方、同社は画面下インカメラは第3世代に進化しており、第2世代の「ZTE Axon 30」よりもアップグレードされていると述べています。
具体的には、新しいUDC Proチップを搭載し、アルゴリズムを見直すことでインカメラ部分の描画が均一になっているとのこと。
3眼すべてが6400万画素

3眼すべてが6400万画素でその内2つはSONY IMX 787を採用するという贅沢な構成です。
メインカメラ(ポートレート)は、焦点距離35mm(F/1.7)の7Pレンズを搭載し、OIS(光学式手ぶれ補正)と全方向オートフォーカスを備えます。
超広角カメラは、焦点距離16mm(F/2.35)のレンズが搭載されており、4cmの距離に近づいてのマクロ撮影にも対応します。

上記、6400万画素の3つのカメラを搭載しますが、これらに加えてフォーカスアシスト用の3DToFセンサーとフリッカーセンサーも搭載されます。
3眼すべてで8K動画撮影に対応

そのため、8K動画撮影中にメイン(ポートレート)、超広角(マクロ)、望遠のカメラを切り替えることで様々な画角で撮影することができます。
Snapdragon 8 Gen1を搭載

そして、VC液冷やグラファイトシートからなる冷却機構を搭載し、その総冷却面積は36,356㎟に及びます。
5000mAh+80W急速充電

イヤホン端子は非搭載ですが、USB Type-Cポートはオーディオ出力に対応します。また、サウンド処理は、Qualcommのワイヤレスオーディオプラットフォーム「Qualcomm Snapdragon Sound」が担当しており、ステレオスピーカー用のDTS: X Ultraをサポートします。
生体認証は、ディスプレイ指紋認証と顔認証に対応します。OSはAndroid 12ベースのMyOS 12をプリインストール。
筐体サイズは162.9 × 72.9 × 8.49 mm、重さは199g。
カラーは、ブラック、ゴールド、ブルーの3色が用意されています。
ZTE Axon 40 Ultra:価格

- 8GB+256GB:4,998元(約97,000円)
- 12GB+256GB:5,298元(約103,000円)
- 12GB+512GB:5,798元(約113,000円)
- 16GB+1TB:7,298元(約142,000円)
ZTE Axon 40 Pro:スペック

6.67インチ 144Hz駆動、パンチホール有り

画面は、6.67インチ、解像度FHD+(2400×1080)のAMOLEDディスプレイを搭載。一方、リフレッシュレートは上位モデルよりも高い144Hzをサポートします。
また、ZTE Axon 40 Ultraはフラットディスプレイが採用されていましたが、ZTE Axon 40 Proには湾曲ディスプレイが採用されています。
Snapdragon 870を搭載

108MPを含むクアッドカメラ

上位モデルのようにOIS(光学式手ぶれ補正)は搭載されておらず、望遠もありません。
バッテリー容量は上位モデルと同じく5,000mAhですが、急速充電は最大66Wにダウンロードしています。
その他、ステレオスピーカー搭載、イヤホン端子は非搭載。生体認証はディスプレイ指紋認証と顔認証に対応。OSはAndroid 12ベースのMyOS 12をプリインストールします。
筐体サイズは162.9 × 72.9 × 8.49 mm、重さは199g。
カラーは、ブラック、ゴールド、ブルーの3色が用意されます。
ZTE Axon 40 Pro:価格

- 8GB+256GB:2,998元(約58,000円)
- 12GB+256GB:3,298元(約64,000円)
- 12GB+512GB:3,798元(約74,000円)