Xiaomiは5月24日、「Redmi Note 8 2021」を正式発表しました。
端末名の通り、同社が2019年に発表した「Redmi Note 8」の復刻版にあたり、同端末の販売台数が全世界で2500万台を突破したことを記念して、発表されたスマートフォンとなります。
オリジナル版はSoCにSnapdragon 665が搭載されていましたが、「Redmi Note 8 2021」はMediaTekのHelio G85を搭載しています。
また、OSは最新のAndroid 11ベースのMIUI 12.5がプリインストールされています。
一方、インカメラでの動画撮影の解像度は4K30fpsから1080p30fpsにダウングレードされています。
その他の仕様は2019年に発表されたオリジナル版と据え置き。
デザインも変化はなく、2019年当時のままです。
今では見ることの少なくなった、水滴型ノッチを採用した、6.3インチの液晶ディスプレイを採用し、カメラは4800万画素+800万画素+200万画素+200万画素クアッドカメラ搭載しています。
バッテリー容量は4,000mAhで最大18Wの急速充電に対応
生体認証は顔認証と指紋認証(背面)、防水防滴仕様で3.5mmイヤホンジャックを搭載
Redmi Note 8 2021は、メモリは4GB、ストレージは64/128GB(microSD対応 最大256GB)で2モデルを展開
カラーは、ネプチューンブルー、ムーンライトホワイト、スペースブラックの3つを用意しています。(オリジナル版は5つのカラーが用意されていました。)
Redmi Note 8 2021は既に公式サイトに掲載されているものの、価格は掲載されていません。
しかし、AliExpressのMi Global Storeでは149ドル(約16,200円)で販売されています。
Xiaomiが、一つのシリーズでミドルレンジからハイエンドまで多くのモデルを展開するのは有名ですが、同社が復刻版を発表するのは初めて。
今でこそ、「Redmi Note 9S」や「Redmi Note 10 Pro」などのRedmi Noteシリーズが日本市場でも正式に取り扱われており、グローバル市場でも同シリーズの知名度は高まっていますが、当時はそこまで有名ではありませんでした。
その際に、全世界で2500万台を販売し、Redmi Noteシリーズを一躍有名にした「Redmi Note 8」に同社は深い思い入れがあるのでしょう。