Xiaomiは12月28日、中国にて新製品発表会を開催し、同社フラグシップ機「Xiaomi 12」「Xiaomi 12 Pro」「Xiaomi 12X」の3機種を正式発表しました。
本記事ではその内「Xiaomi 12X」のスペックをお伝えします。
Xiaomi 12Xは、準ハイエンドSoC「Snapdragon 870」を搭載
Snapdragon 870は、2021年1月に発表されたSoCで、「Snapdragon 865+」のオーバクロック版に該当します。
Antutuスコア(v9)は約70万点
今回発表された3モデルの内、Xiaomi 12とXiaomi 12 Proは最新のSnapdragon 8 Gen 1を搭載しますが、Xiaomi 12Xはスペックと価格を落とした普及モデルという立ち位置となっています。
ただし、SoC以外にXiaomi 12と異なる点は、ワイヤレス充電・給電に非対応、カメラソフトウェアの高速撮影や高速オートフォーカス技術「CyberFocus」に非対応ということのみ。
その他、ディスプレイやカメラのハードウェアスペックはXiaomi 12と同じになります。
Xiaomi 12Xの画面は、6.28インチ FHD+解像度のAMOLEDディスプレイを搭載
最大輝度は1100nit、12bitの色表示や120Hzのリフレッシュレートに対応します。 横幅もXiaomi 12と同じく69.9mmで持ちやすさがアピールされています。
Xiaomi 12Xのバッテリー容量は4500mAhで67Wの急速充電に対応します。
67Wの急速充電では39分で満充電が可能としています。
一方、前述したようにXiaomi 12では対応していた50Wワイヤレス充電、10Wワイヤレス給電には非対応となっています。
Xiaomi 12Xはトリプルカメラを搭載
カメラ構成は、5000万画素メイン(IMX 766 / OIS)、1300万画素超広角、500万画素マクロで、これもXiaomi 12と同じスペックとなっています。
ただし、Xiaomi 12とXiaomi 12 Proにて搭載されている同社最新のカメラソフトウェアは非搭載となっています。
その他、Harman/Kardon社監修のステレオスピーカーを搭載し、生体認証は顔認証とディスプレイ指紋認証に対応
筐体サイズは152.7 ×69.9×8.16mm、重さは176g(※Xiaomi 12より4g軽量) ソフトウェアは最新のMIUI 13をプリインストールします。
筐体カラーは、ブラック、ブルー、パープルの3色を用意
価格と対応バンドは下記の通りです。
- 8GB+128GB:3,199元(約57,800円)
- 8GB+256GB:3,499元(約63,100円)
- 12GB+256GB:3,799元(約68,600円)
- 5G:n1 / n3 / n5 / n8 / n28a / n38 / n40 / n41 / n77 / n78
- 4G:FDD-LTE B1 / B2 / B3 / B4 / B5 / B7 / B8 / B18 / B19 / B26
TDD-LTE B34 / B38 / B39 / B40 / B41 / B42