Xiaomiは7月4日、中国にて新製品発表会を開催し、Xiaomi 12Sシリーズより「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」「Xiaomi 12S Ultra」の3機種を正式発表しました。
本記事では「Xiaomi 12S」「Xiaomi 12S Pro」のスペック概要をお伝えします。
目次
Xiaomi 12Sのスペック
世界初 Snapdragon 8+ Gen 1を搭載
Xiaomi 12SシリーズはすべてのモデルでQualcommの最新ハイエンドSoC「Snapdragon 8+ Gen 1」を搭載。なお、同シリーズがSnapdragon 8+ Gen 1を搭載する世界初の端末となります。同社公表のAntutuスコアは、約110万点!
Snapdragon 8 Gen 1を搭載していたXiaomi 12が約95万点だったので、約20万点ほどスコアが向上しています。
6.28インチ コンパクトな筐体
画面は、6.28インチ FHD+(2400 x 1080)のAMOLEDディスプレイを搭載し、120Hzのリフレッシュレートに対応します。Xiaomi 12Sシリーズの無印モデル Xiaomi 12Sは、コンパクトモデルと称されており、iPhone 13と比較して横幅がコンパクトとのこと。
一方、横幅はコンパクトだが、画面サイズは8%大きいとアピールされています。
4500mAh + 67W急速充電
Xiaomi 12Sは、4,500mAhのバッテリー容量を備え、67W急速充電、50Wワイヤレス充電、10Wワイヤレス給電に対応します。有線では42分、無線では57分で満充電ができるとしています。
Leica監修 トリプルカメラ
Xiaomi 12SシリーズはすべてのモデルでLeicaとの共同開発によるカメラを搭載。そして、Xiaomi 12Sは、5000万画素 メイン(IMX 707 / OIS)、1300万画素 超広角、500万画素 マクロのトリプルカメラを搭載します。
昨年12月に発表された「Xiaomi 12」は、センサーサイズ1/1.56のIMX 766が採用されていましたが、Xiaomi 12Sでは「Xiaomi 12 Pro」と同様、センサーサイズ1/1.28のIMX 707が採用されています。
なお、OIS(光学式手ブレ補正)も備えます。
Xiaomi 12Sの価格
- 8GB+128GB:3,999元(約81,000円)
- 8GB+256GB:4,299元(約88,000円)
- 12GB+256GB:4,699元(約96,000円)
- 12GB+512GB:5,199元(約106,000円)
Xiaomi 12S Pro
続いて上位モデルのXiaomi 12S ProSnapdragon 8+ Gen 1の搭載は無印モデル Xiaomi 12Sと同じですが、ディスプレイ・バッテリー・カメラ性能が異なります。
2K+LPTOディスプレイ
Xiaomi 12S Proは、6.73インチ WQHD(3200×1440)のAMOLEDディスプレイを搭載Xiaomi 12Sよりも画面サイズが大きくなり、解像度も上がっています。
また、LPTO 2.0を備え、1~120Hzの可変リフレッシュレートに対応します。
120W急速充電に対応
Xiaomi 12 Proのバッテリー容量は4,600mAhを備え、120W急速充電、50Wワイヤレス充電、10Wワイヤレス給電に対応。Xiaomi 12Sと比較してバッテリー容量が100mAh増え、急速充電が60W→120Wの向上しています。120W急速充電では19分で満充電することができます。
3眼すべてが5000万画素
トリプルカメラを搭載し、すべてのカメラが5000万画素のセンサーを採用。カメラ構成は、5000万画素 メイン(IMX 707 / OIS)、5000万画素 ポートレート(光学2倍)、5000万画素 超広角となっています。
メインカメラのIMX 707は、Xiaomi 12Sと同じですが、その他のカメラ性能が向上しています。一方、Xiaomi 12 Proのカメラ構成と据え置きです。
Xiaomi 12S Proの価格
- 8GB+128GB:4,699元(約96,000円)
- 8GB+256GB:4,999元(約102,000円)
- 12GB+256GB:5,399元(約110,000円)
- 12GB+512GB:5,899元(約120,000円)