中国のスマホメーカーであるvivoは2020年6月1日に「vivo X50 Pro」、「vivo X50」、「vivo X50 Pro+」を正式発表しました。
今回は、「vivo X50 Pro」についてまとめていきます。
目次
vivo X50 Proを3行でまとめると、、、
- スマホ史上初ジンバルカメラ搭載機
- AK4377A搭載、Hi-Fi対応の高音質スマホ
- リフレッシュレート90Hz対応の有機EL搭載
vivo X50 Proのファーストインプレッション
vivo X50 Proの基本情報:スペック
vivo X50 Proの付属品
- AC充電器
- Type-Cケーブル
- SIMピン
- クイックガイド
- ケース
vivo X50 Proのデザイン
カラーは2種類
vivo X50 Proの本体カラーは2種類、上からブルーとブラックです。本体サイズは158.46 ×72.80 × 8.04 mm、重量は181.5gと標準的です。
ジンバルカメラを搭載したカメラユニット
vivo X50 Proは、背面左上に四角いカメラユニットを搭載し、その中で一番大きいカメラが今回主役のジンバルカメラです。ジンバルカメラとは、軸を中心に回転することによって手ブレを抑える事のできるカメラです。
湾曲ディスプレイにパンチホールインカメラ
vivo X50 Proは両端が湾曲した有機ELディスプレイを採用し、左上には3.96mmのパンチホールインカメラを搭載しています。同日発表されたvivo X50は湾曲していないディスプレイを採用しています。
vivo X50 Proの性能
SoCには5G対応のSnapdragon 765G
vivo X50 ProはSoCにQualcomm製のSnapdragon 765Gを搭載しています。Snapdragon 765Gは5Gに対応したミドルレンジ向けSoCで、Antutuベンチマークでは約30万点を記録しています。
そのため、SNSや普段遣いはもちろん、設定を下げれば最近の3Dゲームも難なく遊ぶことができます。
48MPのジンバルカメラを含むクワッドカメラ搭載
vivo X50 Proは、4800万画素(メイン IMX598 F1.6)、1300万画素(ポートレート 50mm F2.46)、800万画素(望遠 F3.4)、800万画素(マクロ F2.2)のクアッドカメラを搭載しています。vivo X50 Proに搭載されているジンバルカメラは2軸の空間手振れ補正と3軸のEISをの強力な5軸VIS手振れ補正を採用しています。
左が5軸VIS手ブレ補正使用時、右が従来のOIS手ブレ補正使用時の撮影です。
従来のOISに比べかなりくっきりとフォーカスされている様子がわかります。
リフレッシュレート90Hzのディスプレイ
vivo X50 ProはHDR10 +、リフレッシュレート90Hzに対応した有機ELディスプレイを搭載しています。また、vivo X50 ProのディスプレイはLCDディスプレイに比べ61%ブルーライトを軽減します。
4315mAhバッテリー急速充電33W対応
vivo X50 Proは、最近のスマートフォンでは標準的な4315mAhのバッテリーを搭載し、急速充電4315mAhに対応しています。30分の充電で約57%充電が可能です。
高音質DAC!AK4377A搭載
vivo X50 Proは旭化成製のスマートフォン向けDACであるAK4377Aを搭載しています。AK4377Aは、デジタルオーディオプレーヤー用のハイエンドDAC(デジタル-アナログ変換回路)です。
ヘッドフォンやイヤホン利用時にハイレゾやHi-Fiオーディオ(原音を忠実に再現する技術のこと)を利用することができます。
また、vivo X50 Proは3.5mmイヤホンジャックを搭載しています、スマートフォン単体で高音質な音楽を楽しめるのはとても魅力的ですね。
まとめ:vivo X50 Proの総評
vivo X50 Proは2020年6月1日から予約開始し、発売日は6月12日です。最上位モデルのvivo X50 Pro+は7月中の発売になりますので注意が必要です。
価格は、8GB+128GB(約65000円)、8GB+256GB(約71000円)です。
5軸VIS手ブレ補正を搭載したジンバルカメラ、高音質DAC AK4377A、湾曲したリフレッシュレート90Hzの有機ELディスプレイを採用するなどとても魅力的で攻めた端末ですが、価格が7万円近くミドルレンジSoCを搭載しているのが残念なポイントです。
同日発表されたvivo X50 Pro+はSnapdragon 865搭載し、8GB+128GB版で、75000円ですので、もし上位版のvivo X50 Pro+にもジンバルカメラが搭載されていたら一万円多く出して上位機種を試すのもいいかもしれませんね。