SONYは10月26日、Xperia新製品発表会を開催し、「Xperia PRO-I」を正式発表しました。端末名に付けられた”I”は「Imaging」を意味し、プロの写真家に向けたカメラ性能を特化したフラグシップスマートフォンとなっています。
発売日は12月15日。市場想定価格は税込み198,000円
この1インチセンサーはソニーのデジタルカメラ「サイバーショット RX100VII」に搭載されているものを「Xperia PRO-I」に最適化したもので、サイズやピクセルピッチも同様とのことです。
1インチセンサーを搭載するスマートフォンは、シャープの「AQUOS R6」やライカの「Leitz Phone 1」がありますが、像面位相差AFを備える1インチセンサーを搭載するスマートフォンは「Xperia PRO-I」が世界初です。
像面位相差AFを備えることでAFカバー率は、撮像エリアの約90%にも及びます。
さらにリアルタイム瞳AFや、3D iTOF Sensorによるリアルタイムトラッキング機能、最大60回/秒のAF/AE演算処理による20コマ/秒の高速連写にも対応します。
1.0型イメージセンサーは、24mm広角レンズとの組み合わせで搭載。このレンズは、ガラスモールド非球面レンズ「ZEISS Tessar」で、光学式手ブレ補正に対応します。また、F2.0とF4.0の2段階の可変絞り機能を搭載し、自然なボケ感を効かせた写真に加え、奥行き感をもたせた写真にまで対応できます。
また、筐体にはシャッターボタンやストラップホールなどが備えられており、本格的なカメラのように撮影することが可能に。
SoCはQualcommの「Snapdragon 888」を採用し、メモリは12GB、ストレージは512GBを搭載します。
バッテリーは4,500mAhで30分で50％の充電ができる急速充電に対応します。
その他、IP65/68の防水防塵、3.5mmジャック搭載、おサイフケータイ（FeliCa）に対応します。
筐体サイズは166 x 72 x 8.9mm、重量は211g
カメラと外観デザイン以外は現行のハイエンド機「Xperia 1 III」とほとんど同じですが、「Xperia 1 III」が対応していたワイヤレス充電やミリ波には非対応となります。
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