SONYは9月17日、5G対応のフラグシップスマートフォン「Xperia 5 II」を正式発表しました。
日本を含む国と地域で今秋以降に発売予定となっています。
Xperia 5 IIの性能
21:9の6.1インチ有機EL搭載、120Hz対応
Xperia 5 IIは、アスペクト比21:9の6.1インチ、FHD+ HDR有機ELディスプレイを搭載リフレッシュレートはXperiaシリーズとして初となる有機ELでの120Hz駆動に対応。また、フレーム間に黒画像を挿入することで擬似的に240hz相当の残像低減表示を可能としています。
さらに、タッチパネルのタッチスキャンレートが240Hzに向上。
Xperia 1 IIは、リフレッシュレート60Hz、90Hz相当の残像低減表示であり、画面サイズこそ小さくなったもののディスプレイは進化しています。
ZEISSレンズのトリプルカメラ
メインカメラは、12MP超広角(焦点距離16mm)、12MP望遠(70mm/光学3倍)、12MP標準(24mm)のトリプルカメラを搭載 なお、全てのレンズでZEISSレンズを採用しています。Xperia 1 IIと比較してToFセンサーが非搭載ですが、それ以外は共通。
インカメラも800万画素で、こちらもいXperia 1 IIと同じで、専用カメラアプリ「Photography Pro」も引き続き搭載します。
世界初!4K HDR 120コマ/秒 スローモーション撮影
動画撮影は「Cinematography Proアプリ」を搭載し、4K動画撮影にも対応。また、スマートフォンでは世界初となる4K HDR 120コマ/秒スローモーション撮影にも対応します。
Xperia 5 IIは、SoCにSnapdragon 865を採用し、メモリは8GB、ストレージは128GBまたは256GB(MicroSD対応 最大1TB)
5G通信はSub 6のみ対応しています。
3.5mmイヤホンジャックが復活
Xperia 5 IIでは、3.5mmイヤホンジャックを搭載し、Dolby Atmosの独自チューニングも施されており高品質なサウンドを楽しめます。その他、バッテリー容量は4,000mAh、IP65/68の防水性能、日本市場向けにはFeliCaをサポートします。
カラーは、ピンクとブルー、グレー、ブラックの4色を展開
日本での価格は未発表ですが、ヨーロッパでの価格は899ユーロ(約11万円)です。
前モデル Xperia 5は2019年冬春モデルとして国内発売され、2020年にSIMフリー版を発表しています。
後継機にあたるXperia 5 IIも2020年冬秋モデルとして、まずは国内キャリアから発売されるのが妥当でしょう。